先日、ミニストップの商品でせんべろクッキングした際に、私(佐藤)は100円おにぎりの具材を全部取り出してドライカレーを作った。その時にふと「もしかしてコンビニおにぎりの具材の入り方は、会社によって違うんじゃないの?」と思った。
そこで実際にファミマ・ローソン・セブンのおにぎり定番5種を買って断面をたしかめてみたぞ! さらに新しいおにぎりの食べ方「おにぎRemix(リミックス)」を考案するにいたったのだ。
・おにぎりの断面比較
断面比較といえば、当編集部の江川が2020年10月にコンビ二3社のサンドイッチを全部めくって中身をたしかめることに挑んでいる。今回はその「おにぎり版」だ。
ちなみにすでに個数検証した「いくらおにぎり」は断面の比較対象から外している。
購入したおにぎりは梅・シーチキン・しゃけ・辛子明太子・昆布の5種類。いずれも高級商品ではなく、100円台のものでそろえた。断面を見やすくするために、海苔を外して縦にカットしている。
では、それぞれの商品の断面をお見せしよう。なお、計測した重量は包装・海苔を省いた重さである。
■梅
ファミマ「紀州南高梅」税別115円(102g)
ローソン「熟成 紀州南高梅」税別116円(99g)
セブン「紀州南高梅」税別115円(102g)
■シーチキン
ファミマ「シーチキンマヨネーズ」税別115円(106g)
ローソン「シーチキンマヨネーズ」税別115円(113g)
セブン「ツナマヨネーズ」税別115円(119g)
■しゃけ
ファミマ「紅しゃけ」税別139円(105g)
ローソン「熟成紅鮭」税139別円(103g)
セブン「熟成紅しゃけ」税別140円(104g)
■辛子明太子
ファミマ「辛子明太子」税別139円(102g)
ローソン「熟成辛子明太子」税別139円(105g)
セブン「辛子明太子」税別140円(105g)
■昆布
ファミマ「北海道産日高昆布」税別110円(107g)
ローソン「北海道産日高昆布」税別111円(101g)
セブン「北海道産昆布」税別110円(108g)
いかがだろうか? 断面を見る限り、全般的にセブンの具材が多いように感じる。
とくにシーチキンはマヨネーズの量が他の2社よりも多く、しっとり仕立てられていることがわかる。また昆布は具がギュッと真ん中に集まっていてバランスが良い。
もっとも見た目の違いが出たのは梅だ。3社とも紀州南高梅を使用しているものの、セブンは「熟成味噌仕立て」にしている。こだわりと個性を感じさせる一品だった。
・新しい食べ方「おにぎRemix」
断面の確認が終わったところで、まったく新しいおにぎりの食べ方を思いついちゃったぞ! この食べ方を「おにぎRemix(リミックス)」と命名したいと思う。
2種の異なる具材のおにぎりを合体させて1つにして食う! その様子はまるでDJが曲をRemixするみたいなので、この名前にした。我ながらすばらしいネーミングセンスだ!!
さっそくRemixしちゃうぞ!! まずは右手に昆布、左手に辛子明太子……。
おにぎRemix! 明太昆布の完成だ!!
1つで2種の具材が楽しめてしまう天才的な食べ方である。昆布の旨味に明太子の辛味が合わさって美味い!
そのほかにオススメのRemixは、シーチキン明太子。いわゆる「明太マヨ」味を楽しめるぞ。
そして昆布しゃけのRemixも良い。梅はRemixするよりもそのままで食べた方が断然美味かった。
おにぎRemixは手巻き寿司のように楽しめるので、ぜひ実践して欲しい。ちょっとしたパーティで使えるアレンジレシピだぞ!
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24