これが岐阜県恵那市山岡町最強のラーメンだ!

ロケットニュース24

つい先日、総合格闘技イベント『RIZIN LANDMARK vol.1』がU-NEXTにて有料ライブ配信され、U-NEXT史上最高の購入件数を記録した。やはり地下格闘技出身の朝倉未来・萩原京平両選手による殺気あふれまくりの煽り合いに世間の注目度が高まったのだろう。

そんなサザンオールスターズやB’zのオンラインライブ以上に注目を集めた決闘が行われる少し前に、腕を折られて引退を表明したファイターがいる。その男とは……サッカー部出身でありながらリフティング最高12回、岐阜県恵那市山岡町最強の男・春日井 “寒天” たけし選手だ。

・山岡町の寒天を全国区にしたかった

春日井選手の公式サイトによると、中学時代はサッカー部に所属。花形ポジションのフォワードで3年間レギュラーだった……が、3年間の総合得点数はゼロとのこと。高校入学後もサッカー部に入部、ウエイトトレーニングにハマり3年間肉体改造に励んだという。

ちなみに父は裏山の木を切ってログハウスを建て、母は書道のスペシャリスト。料理はあまり美味しくないらしい。そんな両親の地元・山岡町で育った春日井選手は、特産品の「寒天」をPRする “寒天アピール特化型ファイター” として日本最高峰のリングで活躍。


最近では試合前の選手紹介で、春日井選手が「俺が山岡町最強だ」と発言するたびに、ファンが「狭っ!」とツッコミを入れるのが恒例行事となっていた。たしかに狭いぞ。

そして繰り返しになるが、先日行われた大会で敗退し、インタビュールームで引退を表明。「もっと活躍して岐阜県恵那市山岡町の寒天を全国区にしたかった」と涙を流していた……熱いメッセージに胸を打たれた私は会見の直後に……


寒天ラーメン(バックチョーク醤油味・とんこつパンチ味)を購入。


価格はどちらも260円。安かった。もうこうなったら格闘技ファンの力で「岐阜県恵那市山岡町名産の寒天」を全国区にしようではないか。


こちら春日井選手と寒天ラーメンのコラボによって生まれた商品。食物繊維が豊富で低カロリーのため「減量食」としてファイターからも人気らしい。パッケージ裏面には、お花畑でファイティングポーズをとる春日井選手……いやいや天国かよ山岡町。


・寒天ラーメンの作り方

作り方は簡単で、寒天麺をぬるま湯で揉みほぐし……


水気をよく絞りスープに投入すれば完成だ。15秒ほど待って食べたら寒天の食感を楽しめるという。おし、いただきます。


ズズッ……うまい。もっちりとした弾力があるから食べ応えがある。これが細寒天か。バックチョーク醤油味はあっさりタイプの昔懐かしい感じ、とんこつパンチ味は九州でおなじみ「うまかっちゃん」のような雰囲気だ。スープもよく絡んで美味しいぞ。そしてヘルシー。


・山岡町は寒天づくりに最適

調べたところ、冬季の気温が低く降雨の少ない山岡町は、美味しい水や空気にも恵まれているため「天然細寒天」の生産に最適な場所だという。なんでも昭和の頃には生産工場がたくさんあったそうだ。

──というわけで、岐阜県恵那市山岡町最強の男がオススメする岐阜県恵那市山岡町最強の「寒天ラーメン」、少しでも興味のある方はぜひ1度食べてみてほしい。ラーメンだけでなく、お吸い物やサラダなど色々アレンジしても美味しそうだぞ。

ちなみに1箱(50個)以上買ったら、春日井選手本人に届けてもらえる……かもしれない(公式ページで要確認)。そして、春日井選手お疲れさまでした。いつかリフティング数えさせてください。


参考リンク:山岡町最強総合格闘家「春日井たけし」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24 / ⒸRIZIN FF

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