どこで何が起こっていたのか?
1月1日に発生した能登半島地震。読売新聞はその被害情報をまとめた「令和6年能登半島地震被災状況マップ」を公開しています。
東京大学の渡邉英徳研究室と連携した被災地のマップとなり、写真と撮影地点の3D地図とがリンク。どこでなにが、いつ起こったのか?が可視化されています。
渡邉英徳研究室ではこれまでも、東日本大震災、トルコ・シリア地震やウクライナの状況を衛星写真や地図・日時とリンクさせて情報を保存するといったデジタルアーカイブ技術の研究をしています。
今回のマップも、被災地の情報を広く届けるためのシステムとして見やすいのに加えて、写真と地図データ、そして撮影日時がリンクしていることで、今回の災害の復旧や支援に役立つかもしれませんし、今後の災害対策のデジタルアーカイブとしても有益。
人の助けとなる、未来に活きるWebテクノロジーである気がします。
Source: 読売新聞「令和6年能登半島地震被災状況マップ」, 東京大学