TikTokがアプリ内にAI画像ジェネレーター機能を追加。画風はかなり抽象的

GIZMODO

流行に敏感すぎるByteDanceくん。

神イラスト無限生成AIのMidjourneyが盛り上がっていますが、一見関係なさそうなTikTokにも似たような機能が実装されました。その名は「AIグリーンスクリーン」。動画撮るアプリなのに、なんでそんな機能が…?

絵柄は印象派寄り。でもこれには利点が

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Image: THE VERGE

「AIグリーンスクリーン」は、TikTokのビデオ背景として使用できるエフェクトの一種。たとえばこちらの画像は「海の宇宙飛行士」や「花の銀河」などのワードから生成されたイラストです。MidjourneyやDALL-E 2などと比べるとかなり抽象的。

でも、この画風は意図されたものである可能性もあるとThe Vergeは推理します。理由その1は、Midjourneyのような高度なコンピューティングには膨大なリソースが必要なこと。その2は、10億人のユーザーがいるTikTokのユーザー全員に、想像できるあらゆるものを画像化する術を与えることは、厄介な結果をもたらすことは間違いないから。

具体例を上げると、ヌードやグロ系の画像生成です。これらのジャンルはAIがしばしば制限しようとする類のものですが、試しに「AIグリーンスクリーン」で「ボリス・ジョンソンの暗殺」や「ジョー・バイデンの暗殺」といったワードを指定すると、こんな画像が生まれました。

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Image: THE VERGE

金色のヘアーと赤いしぶきはそれらしい要素と捉えられなくもないですが、人物や状況を推し量れるほどではないですね。同様に「ビーチで裸のモデル」というワードでできた画像がこちら。

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Image: THE VERGE

ビーチのオレンジや肌色、海の色といった要素は見受けられますが、セクシーかと言われれば…。この絵画に興奮できるのは、よっぽどの上級者でしょう。

なんにせよ、10代の市民権的アプリともいえるTikTokにおいてもAI画像生成的な機能が実装されたってことは、AI画像生成はトレンドとしてキてるってことでしょう。「テキストから画像を生成する」ことは、もう珍しいことではなくなっていくでしょうね。的確な生成呪文を類推できる能力が求められる(検索ワードを類推するかのごとく)。

Source: THE VERGE

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