ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、中国がロシアに対し、北京オリンピック閉幕まで侵攻に踏み切らないよう求めていたとする疑惑が浮上している。
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ニューヨーク・タイムズ紙は2日、アメリカ政府高官らの話として、北京オリンピックが閉幕した先月20日までは侵攻を始めないよう中国側がロシア側に求めていたと報じた。
これは西側諸国の情報機関がまとめた報告書の情報だとしていて、「中国政府の高官が侵攻前にロシアの戦争計画や意図をある程度知っていたことを示している」と指摘している。
一方で、この報告書はプーチン大統領と習近平国家主席の首脳レベルでこうしたやりとりがあったと示すものではないという。また、侵攻を止めるためにアメリカが中国に提供した機密情報をロシアに横流ししたうえで、「中国がロシアの行動を妨げるようなことはしないと伝えていた」とも報じている。
アメリカ国防総省は これらの報道について「ノーコメントだ」としている。(ANNニュース)
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