
YouTuberがカルチャー業界のいちポジションを築いて久しいが、彼らも世の中の移り変わりやトレンドに合わせて進化し続けている。
例えば、「キズナアイ」や「ミライアカリ」をはじめとしたバーチャルYouTuber(VTuber)は、かつては歌やトーク動画などをメインにしているケースも見受けられていたが、このところは「Apex Legends」や「BIOHAZARD」などのゲーム実況にシフトしている印象だ。
VTuberによるゲーム実況の影響力は企業からも注目されており、ゲーム業界大手のセガや任天堂は、VTuberグループ・にじさんじを運営する「ANYCOLOR株式会社」(旧社名:いちから)や、HIKAKINやはじめしゃちょーといった人気YouTuberが所属する「UUUM」と、著作物の利用に関する包括的許諾契約(ゲームを使った実況や配信を収益化するための契約)を結んでいる。
また、同じくゲーム業界大手のカプコンも、日本のみならずインドネシアや韓国でも注目を集めるVTuber事務所「ホロライブプロダクション」と同契約を締結した。
