24bit/96kHz対応のブロードキャスト級マイクにオーディオミキサーなども一体となっている、「Elgato」ブランドのプレミアムマイク「Wave:3」に2022年7月29日からホワイトモデルが登場したので実際に本体を借りてみていろいろと触ってみることにしました。まずは本体周りと、アクセサリーの「Wave Pop Filter」「Wave Shock Mount」の確認です。
Wave:3 | elgato.com
https://www.elgato.com/ja/wave-3
これが「Wave:3」とアクセサリー一式。箱は濃い青色ベースのデザインで統一されています。
「Wave:3」の箱を開封すると、中からElgatoロゴ入りの箱がさらに出てきました。
内容物一式。卓上スタンドにセットされたWave:3本体のほかにブームアームアダプタ、USB Type-Cケーブル、安全のしおり、クイックスタートガイドが同梱されています。
ホワイトモデルのWave:3本体はこんな感じ。
側面には「WAVE:3」のロゴが入っています。
天面にタッチ式のミュートボタン。
正面下部にインジケーターとマルチ機能ダイヤル。
底面にはシリアルナンバーとモデル名が入っています。
裏面下部にUSBポートとヘッドホン出力ジャック。
卓上スタンドはねじって取り外し可能。
ブームアームアダプタを接続すると、別途、マイクアームに取り付けることができます。
本体+U字型スタンド部分の重さは実測279g。
スタンド脚部は実測330g。置いたときにどっしりと支えてくれるので、卓上に置いて利用するときに別途スタンドを用意する必要はありません。
卓上スタンドのセット時の高さはおよそ21cm。
脚部の直径は10cm。
続いて、アクセサリーを取り付けてみます。まずは破裂音防止ポップガード「Wave Pop Filter」。
内容物は本体とクイックスタートガイドのみ。
重さは実測29g。
Wave:3本体とU字スタンドとの間に差し込むようにして取り付けます。
取り付けたところはこんな感じ。
そして、耐振動サスペンションショックマウント「Wave Shock Mount」。
内容物は本体とクイックスタートガイド。
この「Wave Shock Mount」はU字型スタンドと同時には使えません。まずはWave:3両側のネジを外します。
これでWave:3本体とU字型スタンドを分離。
そしてWave Shock Mountの内側にWave:3をセット。ちょうどネジを通す穴があるので、そこに合わせてネジで固定します。
セットが完了すると見た目はこんな感じ。仮置きとして机の上に置いていますが、使用時にはマイクアームかスタンドに固定する必要があります。
Wave Shock MountとWave Pop Filterは同時に使用することが可能です。
Wave Shock Mountのネジ穴はこんな感じ。
「3/8インチ→5/8インチ変換ネジ」と「1/4インチ→3/8インチ変換ネジ」が取り付けられているので、そのまま一般的な三脚ネジ(1/4インチ)に接続できるほか、適宜外すことでAKG規格(3/8インチ)、SHURE規格(5/8インチ)のいずれにも対応します。
付属のスタンドに取り付けるとこんな感じ。一般的な机の高さだと、使用時にマイク位置がやや低い印象。
そこで最後のアクセサリー「Wave Extention Rods」の出番です。
1本5cmあり、マイクスタンドの高さを16cmにまで延ばせます。
マイクを取り付ければ完成。
Wave Extention Rods(2本・10cm)の有無による高さの違いはこんな感じ。机の高さや使用者の身長などに合わせて適宜調整してください。Elgatoのマニュアルによると、使用時はマイクカプセルが使用者の方向を向いていること、口に向かって若干角度がついていることを確認した上で、音質最高にするためにはマイクをこぶし2つ分(約15cm)離すのがオススメだとのことです。
ここからは、実際にWave:3に搭載されている機能に触れていきます。
<つづく>
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