クラウド録画サービス「ソラカメ」、アトムテック販売の「ATOM Cam 2/Swing」でも利用可能に。ソラコムがライセンス単独販売開始

ATOM Cam 2とATOM Cam Swing

　株式会社ソラコムは8月9日、クラウド録画サービス「ソラカメ」の、常時録画ライセンスの単独販売を開始した。従来はソラコムが販売した「ATOM Cam 2」および「ATOM Cam Swing」のみで利用可能だったソラカメが、アトムテック株式会社が販売した同製品でも利用可能になる。料金は月額990円から。

　ソラカメは、アトムテック製のネットワークカメラであるATOM Cam 2とATOM Cam Swingに対応し、カメラの映像を24時間録画して、常時クラウドで保存するサービス。Android/iOS用の専用アプリから複数台のカメラを管理でき、録画映像の視聴やダウンロード、リアルタイムのモニタリングなどを行える。

　ライセンスの購入には「SORACOMアカウント」が必要で、ソラカメのウェブサイトでアカウント作成後、ユーザーコンソールから購入する。映像の保存期間によって3種類のライセンスがあり、月額料金は7日間が990円、14日間が1650円、30日間が2160円（いずれもカメラ1台あたりの料金）。

　ATOM Cam 2およびATOM Cam Swingは、両モデルともフルHD（1920×1080ピクセル）で、通常時は20fps、暗所用の「カラーナイトビジョン」使用時は15fpsの動画を撮影できる。Wi-FiはIEEE 802.11n/g/bの2.4GHz帯に対応。

　両モデルとも、屋内・屋外で利用でき、ATOM Cam 2はIP67準拠の防塵防水性能を備える。ATOM Cam SwingはIP65準拠で、水平360°、垂直180°の首振りも可能なことが特徴。アトムテックのウェブサイトでの直販価格は、それぞれ3480円と4980円。