大量のそばを甘辛のつゆと共にあっという間に食べきれる岐阜名物「冷やしたぬき」を食べてきたよレビュー

GIGAZINE
2022年07月31日 22時00分
試食



岐阜県岐阜市の市街地に位置する老舗そば屋「更科」では、夏でも冬でもヒンヤリ冷えたメニュー「冷やしたぬき」が提供されています。「冷やしたぬき」は「天かす」と「おあげ」が両方入った汁少なめのメニューで、ほとんどの客が「冷やしたぬき」を注文するとのこと。夏の暑い日々を乗り越えるべく、ヒンヤリ冷えた「冷やしたぬき」を実際に食べてきました。

冷やしたぬき・味噌煮込み | 岐阜市でランチを楽しむならうどん・そばのお店「更科」
https://www.tanuki-soba.com/raccoon/

更科は、岐阜市役所や岐阜市立中央図書館などが集まる地域に位置しています。

合計20台分の無料駐車場が確保されているので、自動車で向かっても問題なし。


土曜日の13時半頃に訪れたところ、行列ができていました。ただ、流れが非常にはやく、約5分で入店できました。


卓上のメニューはこんな感じ。「かけそば」「山かけそば」など一般的なそば屋と同様のメニューも並んでいますが、ほとんどの客が「冷やしたぬき」を注文していました。「冷やしたぬき」には小・並・大盛・特大の4サイズが存在するので、今回は並・大盛・特盛を注文。周囲の注文を聞いていると、大盛は「ダブル」、特大は「トリプル」という愛称で呼ばれているようです。


注文から数十秒で3サイズとも提供されました。「冷やしたぬき」の並が以下。器の底につゆが沈み、そばの上には天かす・おあげ・ネギ・ワサビがトッピングされています。


大盛(右)と並(左)の大きさを比べるとこんな感じ。


そして、並(左)と特大(右)の大きさを比べるとこんな感じ。特大は器を持ち上げるのも苦労するような大きさです。


「冷やしたぬき」は、つゆが器の底に沈んでいるので、最初に混ぜ合わせてから食べます。


食べてみると、つゆは甘味の強い味付けで、甘味と共にカツオやイワシなどのだしの風味を感じます。また、天かすの油がつゆにまざっており、全体的にこってりした味わい。同席した関西出身の編集部員は「関西風や関東風のそばつゆとは明らかに異なる味わい。甘味が強いので最初はビックリするけど、天かすやおあげと相性バツグンでこってりラーメンとかが好きな人でも満足できそう」と感想を述べていました。


おあげに甘いつゆが染み込んでおり、口の中でジュワとつゆが染み出してくるのも非常にグッド。おあげは1枚30円で追加することも可能です。


そばは小麦粉の比率が高いようで、ツルツル口に入ってきます。また、ワサビと共に食べるとスッキリ爽やかな味わいに変化するので、大盛や特大のような量の多いサイズでも飽きることなく最後まで食べられました。


そばを食べきると、こんな感じに天かすやつゆが残ります。


つゆをそのまま飲み干そうとすると味が濃すぎると感ます。そんな場合は卓上の保温容器の中にそば湯が用意されているので……


好みの濃さになるまでそば湯を投入すればOK。


そば湯を入れてワサビを適量混ぜれば、食後のスープとして最後まで楽しめます。


なお、冷やしたぬきは小が税込520円、並が税込680円、大盛が税込780円、特大が税込1050円で、夏でも冬でも通年販売されています。

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