「ばあばがフェルトであいうえお表作ったって持ってきてくれた」。
3歳の孫に向けた祖母の贈り物がツイッターで話題となっている。仕掛けが施されたこだわりある作品に、「素晴らしい」「超大作!」などの反応が寄せられている。
「60個もあんよ…ありがとうばあば」
話題となっているのは、3歳の娘を持つキヨ(@kiyomura_2525)さんによる2022年5月21日のツイートだ。キヨさんの母から、孫のために手作りした「あいうえお表」が贈られたという。
添付画像では実物を披露した。布製の表には、ひらがな50音と数字がカルタのように並べられている。裏面のマジックテープによって、文字ごとに着脱可能な仕様となっている。
それぞれの右上には小さな文字が刺繍されており、中央には大きく、「あ」はあひる、「ゆ」はゆきだるまといった具合で関連する絵を、フェルトを縫い付けて柔らかく表現している。
なかには遊べる仕掛けが施された文字も。冷凍庫の扉をめくると棒つきアイスが現れる「れ」や、さやから豆を出し入れ出来る「ま」などが確認できる。
投稿文でキヨさんは、「昭和の趣きと孫への愛すご、ちょっとした遊び心もある…当たり前だが60個もあんよ…ありがとうばあば」とも伝えている。
投稿は1万件以上のリツイートや11万9000件超の「いいね」を集め、「すっごい可愛いー!超大作!」「刺繍とパッチワークも丁寧で素晴らしい。世界に一つの宝物」「愛に溢れている…」といった声が寄せられている。
反響を受けてキヨさんは続く投稿で、「ちょっとここまで伸びるとは…皆さんありがとうございます」と謝意を述べている。
25日に取材に答えたキヨさん曰く、作品を目にした際の娘は「大きなあいうえお表に喜んで1日遊んでいました」。お気に入りは「『わをん』の空きスペースにあるお守り」だという。
お守りの袋には、いずれ読んでほしいという「ばあばからの手紙」が入っており、「出したり入れたりを繰り返していました」と楽しむ様子を伝えた。