株式会社バッファローは、拠点間VPN環境構築に適した法人向けVPNルーター2モデルを5月下旬より発売する。価格は、10GBASE-T対応の有線モデル「VR-U500X」が6万280円。Wi-Fi 6と1000BASE-Tに対応したWi-Fiモデル「VR-U300W」が4万9280円。
両モデルとも、IPsecとAES 256による暗号化により、拠点間のセキュアなネットワーク接続を実現。また、後日実施するファームウェアアップデートでL2TP over IPsecに対応予定で、テレワークなどにおけるリモートVPN接続にも対応するとしている。
VR-U500Xは、10GBASE-T対応のWAN×1とLAN×1、1000BASE-T対応のLAN×4の有線ポートを搭載する。VPN対地数は最大30。
同社独自の基準による長寿命設計が行われており、動作時環境温度50℃に対応。電波漏えい防止に関する「VCCI Class B」規格にも適合する。本体サイズは220×170×40mm(幅×奥行×高さ)。重量は846.8g。
VR-U300Wは、Wi-Fi 6ことIEEE 802.11axに対応し、最大通信速度は1200Mbps(5GHz帯接続時)または574Mbps(2.4GHz帯接続時)。周波数帯ごとに最大128台接続可能で、マルチSSIDを周波数帯ごとに5個まで(最大10個)設定できる。
有線ポートは1000BASE-T対応のWAN×1、LAN×4を搭載。VPN対地数は最大16。同社独自の基準による長寿命設計で、「VCCI Class B」規格にも適合する。本体サイズは175×47×200mm(幅×奥行×高さ)。重量は989g。
設定は、両モデルともウェブブラウザーから日本語UIで行える。また同社のリモート管理サービス「キキNavi」および、ネットワーク管理ソフトウェア「WLS-ADT」による保守・管理に対応する。