【今さら納得】「シーチキン “とろ”」を食べて初めて「シーチキン」を理解した

ロケットニュース24

昔から「シーチキン」という商品名に違和感を覚える。シー(海:sea) とチキン(鶏:chicken)の造語なのだが、実際にシーチキンを食べても鶏肉を食べているような感じがしないからだ。

そんな私(佐藤)がはごろもフーズの「シーチキンとろ」(税別500円)を食べてみたところ……、鶏だ! これ鶏肉みたいだ!! シーチキンという言葉を初めて理解した!

・シーチキンとろ

シーチキンとろについては、2018年に当サイトのK.ナガハシが「ナチュラルで上品な味わい」と紹介していた。とろ未体験の私は油のギトギトしたイメージを抱いていたのだが、とろにはそれがないらしい。


それから月日は流れ、最近近所のスーパーで見慣れないパッケージの商品を発見した。調べてみたら、2021年8月にリニューアルされたようだ。これを食べれば私の「シーチキン感」がアップデートされるかもしれない。きっと何かの縁だ、食べてみるとしよう。


原材料はタイ原産のびんながまぐろを使用している。まぐろ全体でわずか1パーセントしかとれないという「とろ肉」を、1缶ずつ手作業で詰めているそうだ。


では中身を見てみよう。プルタブを引いてパッカン!


うお! パッケージ写真よりも実物の方がずっと鶏肉っぽい。サラダチキンをオイルに漬けてるみたい。匂いはオリーブオイルの香りにかすかに魚臭がしてるかな?


皿に盛り付けるとますます鶏肉みたいに見えてきた! たしかにシーチキンの缶を開けたはずなんだけど、もしかして鶏肉を買ってきたのか? いや、そんなはずはない!!

そんなはずはないけど、ひょっとすると間違えてチキンを買ったのかも……。自信がなくなってきた……。


シーチキンはほぐし身が一般的で、切り身のシーチキンを目にするのは初めて。ひと切れ箸でつまんでみると……、美しい! 形も厚さも整っていて色もいい。


食感も今まで食べてきたものと全然違う! これは本当に鶏肉に近いかも。鶏肉よりも脂が少ないので、パサパサとした印象はあるけど、クセがなくて品のある味わいだ。

名前が「とろ」なので、トロけるような歯ざわりを想像していたけど、食感はしっかりとしていて、やっぱり鶏肉みたいだ。これを食べて初めてシーチキンという名前の由来を完全に理解できた。チキンだ、海のチキンだ!

いずれにしても、高たんぱく低脂肪なので、ダイエット食にもシーチキンとろはオススメだ。

参考リンク:はごろもフーズNEWS RELEASE
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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