NOA.TEC(東京都新宿区)は2022年1月20日、福本伸行さんの人気漫画「カイジ」シリーズを原作としたスマートフォン向けゲーム「カイジ -闇の黙示録-(闇黙)」を公開した。
ツイッターでは、同作の古めかしいグラフィックやUIなどが話題となり、「令和のスマホゲームとは思えない」「昔のインターネット」などと驚きの声が広がっている。
「帝愛の地下労働を終えた令和を知らない人間が即席で作ったゲーム」
漫画「賭博黙示録カイジ」は、講談社「ヤングマガジン」で連載されていた青年漫画。多額の負債を抱えた主人公・伊藤開司(カイジ)が、命懸けで様々なギャンブルに挑戦する物語で、極限に追い込まれた人の思考や生き様を描く。
ゲームは、同作の世界観を下地とする。プレイヤーは、主人公が対峙する金融会社「帝愛グループ」の管理下で、様々なゲームに挑まされる。NOA.TECはリリースで、ゲームについて「カイジの原作での各種名場面を思い起こせるような物から新たな要素に至るまで、世界観をアプリ内で表現して行きます」と説明している。
しかし同作が公開されると、SNSでは
「令和のスマホゲームとは思えないクオリティでマジな闇のゲームな気がしてきた…」
「帝愛の地下労働を終えた令和を知らない人間が即席で作ったゲーム」
などと嘆く声が広がっている。いったいどんなゲームなのか。