デパートのお土産コーナーをウロウロしていたら「くらづくり本舗」の前で集結しているダルマ軍団を目撃した。同店では毎年恒例の『開運・川越だるま』なる商品で、ざっくり言えば、名物土産の詰め合わせを福々しいダルマのパッケージに入れて販売しているらしい。
縁起が良さそうだし1つ（1200円）会社に飾っておくか。ってことで購入。お菓子の詰め合わせを食べてから飾ろうかな〜なんて考えていたのだが……このダルマ、想像以上に迫力満点だったので皆さんにも紹介しておきたい。驚くほどのマッスルダルマでした。
くらづくり本舗といえば、埼玉県川越市に本社を置く和菓子メーカー。元旦初売り名物の「川越だるま」は期間・数量限定商品で、中には同店自慢の銘菓が詰まっているという。
あらためて箱をよく見ると……
ダルマの顔が面ごとに違うことに気づく。
調べてみると、顔の横と眉毛に「寿」の文字が入り、彫りが深く鼻が高い『川越だるま』と、眉毛は「鶴」でヒゲは「亀」を表現している『高崎だるま』を模したそうだ。って、前置きはこのくらいにして……先に中身を紹介しておきたい。
・くらづくり本舗「川越だるま（1200円）」の中身
・くらづくり最中 福蔵
・石畳の街並み（クッキー）
・べにあかくん（年間250万個売れている超人気商品）
・ぽくぽく（川越名物さつま芋のお菓子）
・川越濃厚チーズ
・かわごえ音色（醤油仕立ての焼き菓子）
・長寿 らかん餅
──以上、安定感抜群のラインアップである。お値段以上の満足度が得られるセット内容と言えるだろう。先にも述べたが、贈り物に最適だ。しかし……
気を抜いて開封すると、度肝を抜かれることになる。この箱はとても美しく、そして壮大に開かれるのだ。
まず……
上腕二頭筋を鍛えたマッスルモードに姿を変え……
その後、一気に開花モード。
最終的に首を垂れて……
中身を披露する。
という見事な流れ。マッスルモードの力強さ、開花モードの美しさ……どちらも魅力的である。あなたが飾るならどちらの姿を選ぶだろうか？
私は悩んだ末に……
通常のダルマモードで職場に飾りました。今年一年が良い年になりますように。
参考リンク：くらづくり本舗「開運 川越だるま」
執筆：砂子間正貫
Photo：RocketNews24.
