肩こりが酷すぎるので病院に行ったら「病名」を聞いてショック … だったが良い発見もあった

ロケットニュース24

これぞまさしく怪我の功名。なぜなら、肩の痛みがキツくなり病院に行ったことで、素晴らしいグッズを発見できたのだから。30年以上にわたる私と肩こりの戦いの中で、最強のウェポンを手にしたと言っても過言ではない。

もちろん、以下で紹介するのは私にとっての最強ウェポンって話であり、誰にとっても最強だとは限らない。ただ、この体験は同じ症状に悩む誰かの役に立つのではないか……と思ったので紹介したい。

・症状

最初に私の症状について簡単に紹介しておくと、以下のようになる。


・首から肩にかけてカチコチ(特に右肩)
・いつもではないが、酷いときは右の肩が痺れる(2ヶ月ほど前から)
・さらに酷いときは手が痺れてPCのキーボードを打てない(2ヶ月ほど前から)
・ときには頭痛も(昔から)


──といった感じ。デスクワークなので肩こりはいつものことなのだが、「肩の痺れ」は仕事にも支障をきたすほど深刻だった。


・医師に告げられた病名

そこで整形外科に行き、レントゲンやMRIを撮ってもらったところ……


医師5番・6番の頚椎椎間板(けいつい ついかんばん)ヘルニアですね。骨の間にある軟骨(椎間板)が飛び出して神経を圧迫しているので、痛みや痺れが起きていると思われます」


ヘルニア……なんと懐かしく、同時に恐ろしい言葉なのだろう。というのも、私は25年ほど前に腰のヘルニアを経験している。


あの辛さ。あの悪夢。それが再び? 腰から首に舞台を移してのSeason2開幕なのか? ……と思うと絶望しかない

しかも今回、私はせいぜい四十肩か、肩こりのハードなやつだと思っていた。そこに「頚椎ヘルニア」という重々しい響きである。聞いただけでメンタルが折れかけたというか、ショックを受けたのもご理解いただけるかと思う。

ただ、医師によれば「年齢(40才)を考えれば珍しくない」そうで、いかにも「よくありますよ〜」といった雰囲気。落ち着いた口調で、治療法や気をつけるべき動作などについて丁寧に説明してくれる。

そして、その話の中で出てきたのが「首のコルセットをつけてみてはどう?」という提案であった。


反射的に「首コルセットを着けて外に出ると目立つので他の方法でお願いします」というセリフが口から漏れかけたが、いまは見た目にこだわっているときではない。

なにより、ヘルニアとの泥沼のような戦いを経験している身からすると、ここは少しでも早い段階で有利な武器を確保しておきたいところ。

そこで仕方なく病院で首コルセットを購入。イヤイヤながら首に巻きつけて数時間ほど作業したら……



首と肩、めっちゃ楽! 当然ながらどう感じるかは個人差があるだろうが、少なくとも私の場合は劇的改善といっても過言ではない。あまりにも気に入ったので、Amazonでサブの首コルセットをポチッ!


さらに、気がかりだった「首コルセット人目をひきすぎ問題」も、ネックウォーマーなどと合わせれば何とかなる……と思うのだがどうだろう?


どちらにせよ、もっと上手いコーディネートはいくらでもできるだろうし、隠し方だって無限にある。というか、マフラーが欲しくなる今の時期は「首コルセットを始める絶好シーズン」である。

こんなことなら、医師の提案に悩む必要なんてなかったし、なんならもっと早く購入すれば良かったし、それを言うならもっと早く病院に行けば良かった……。

と思わずにはいられないが、私と頚椎ヘルニアとの戦いは始まったばかり。首コルセットのおかげで勝ちました! となるかどうかは、また追ってお伝えしたい。


願わくば、腰のヘルニアのように手術無しで治りますように。そして、本記事が同じ症状に悩む誰かの役に立ちますように。


参考リンク:日本整形外科学会「頚椎椎間板ヘルニア
執筆:和才雄一郎
イラスト:稲葉翔子
Photo:RocketNews24.

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