キリ番ゲットとか記念カキコする人、出てくるかな?
インターネット黎明期に、たくさんの人々がこぞって作ったホームページ。そこにはゲストブックと呼ばれる掲示板があって、訪れた人たちが挨拶の言葉や感想をひと言残し、交流を深めたものでした。
「ようこそホームページへ」的なアプリ
そんなゲストブックをスマートフォン用アプリにしたのが、サンディエゴ発の「Koji」。これは俗に「Link In Bio」と呼ばれるメールアドレスやSNSへのリンクといったデジタルな個人情報を一極集中させるサービスで、自分をプロモートする場になります。
Today we announced the launch of Guestbook, a new Link in Bio app. Yes, you heard that right. It’s 2021, and we’re bringing back guestbooks.Guestbooks are an internet classic, and we’re excited to resurrect them for the modern world.https://t.co/6q1XxLTCJK
— Koji (@madewithkoji) July 6, 2021
「Koji」を使うと、色やテキスト、レイアウトや動画を使った背景、各SNSへのリンクなどが好きなようにカスタマイズできるようになり、バリバリに個性を出せるようになるのが魅力です。
ちなみにですが、現在初期設定でリンクが貼れるSNSはClubhouse、Facebook、Instagram、Linkedin、Pintarest、Snapchat、TikTok、Twitch、Twitter、WhatsApp、YouTubeがあり、その他はBio欄に自由なコメントや自己紹介を書いて、Eメールと電話番号も公表できます。
アドオンを使いこなそう
数多くのアドオンでゲストブック、メール機能、動画のリクエスト、BGMの追加や日記の投稿、さらには限定的な人しかアクセスできないコンテンツの販売や投げ銭、寄付金の募集といった機能もチャチャっと短時間で追加でき、それをFacebookなどにシェアしたりして、上手くいけば収益化も可能になるというからイマドキですね。
独自のカスタマイズとアドオンで可能性は無限大。すでにスターのような人たちもいるようですし、これから既存のSNSに飽きた人たちが参入し、時流に乗ればTikTokやClubhouseなどを遥かに凌ぐ可能性を感じます。
流行れば凄いことになりそう
ゲストブックはインターネットの原点回帰って感じがします。訪問者でも写真や動画も投稿できるので、ゲスト側にとっても自分をアピールする場になります。ユーザーが増えなければ元も子もありませんが、使いこなせれば非常にパワフルなツールになりそう。
公式サイトからも登録と、自分のページを編集することもできるので、ぜひともアレコレ試してみてください。
Source: Twitter, YouTube (1, 2, 3) via Koji (1, 2) via TechAcute