《代々木公演までには必ず復活します!!》
11月12日、インスタグラムでこう綴ったのは浜崎あゆみ(43)。体調不良で緊急搬送されアナフィラキシーショックとの診断を受けたと7日に発表されてから、わずか5日で“復活宣言”をしたのだ。
メッセージとともに浜崎は、6日に愛知県で開催されたコンサート動画も投稿。そこには車椅子に座りながらも、懸命にパフォーマンスを披露する浜崎の姿があった。
「浜崎さんは緊急搬送される数日前に、右足首の骨折も報告しています。それでも“コンサートを中止にはしたくない”との思いから、車椅子や杖を用いた演出に変更したのです。しかし、緊急搬送されたのは本公演の終演後。一時は意識不明の状態にまで陥ったとも明かされ、ファンや関係者の間では心配の声が相次いでいました」(音楽関係者)
公式サイトは12日付で、浜崎の今後の活動について次のように報告している。
《診断をもとに、緊急時の対応やこの病気との付き合い方についてしっかりとした知識を身につけると共に、医師の指導を仰ぎながら、活動を再開して参ります。また、右足首の骨折に関しましては、本人の早期回復を目指したいという強い希望もあり、近日中に手術を受ける事に致しました》
その一方で、《12月30日、31日に予定しております国立代々木競技場第一体育館での公演は、予定通り開催致します》と記されており、緊急搬送のため急遽中止となった7日の愛知県でのコンサートも振替公演を調整中だというのだ。
■ステージを続ける“切実な理由”
浜崎といえば昨年10月に第2子の妊娠を発表し、今年5月に無事出産したことを報告していた。だが、まとまった産休に入ることはなく、ファンクラブ会員向けのイベントを開くなど精力的に活動を続けてきたのだ。
そのような背景もある一方で、早期回復のためには足首の手術も受けるという浜崎に心配の声が広がっている。
《今年で人生終わる訳ではないので、無理せず完治を優先して欲しいと願っています》
《頑張る事と無理をする事は違うと思うので、お子さんもいる事ですし、しっかり静養して万全の健康状態になられてから頑張る方が、周りもファンも安心すると思います…》
《いい機会だと思うから、もうちょっと休んだ方がいいと思うけどなぁ…。無理してやってほしいって誰も思わないだろうし、きちんと静養して治ってから、元気な姿を見せてくれた方が、ファンの人たちも嬉しいんじゃないかな?》
もはや満身創痍とも言える浜崎だが、それでもステージに立ち続けなければならない“切実な理由”があるという。
「昨年は新型コロナによる影響を受け、多くのアーティストが活動停止を余儀なくされました。浜崎さんもツアーが1会場を除き、すべて中止となりました。有観客での公演ができるようになるまで先行きが見通せず、大変悔しい思いをしたといいます。
また浜崎さんは、ステージを一緒に作り上げる何十人もの専属スタッフやダンサーを抱えています。ライブを開催しない限り彼らに報酬を支払うことはできませんから、再び中止にしてしまうことで彼らの生計にも影響を及ぼしてしまうでしょう。
もちろんファンの期待に応えたいという気持ちもあると思いますが、チームリーダーとしての重責を担っているからこそ走り続けようとしているのではないでしょうか」(前出・音楽関係者)
浜崎を応援するファンたちはただただ、見守るしかできないのだろうかーー。