以前、時空の裂け目を作った。
昼間に突然あらわれる漆黒の闇だった。光を吸い込むブラックホール。
今度は逆の時空の裂け目を作ってみたい。
夜にあらわれるまばゆい光だ。
入口と出口がつながる。そんなことしたらなにか恐ろしいものが出てきてしまうのではないだろうか。昨年度の請求書とか。
※この記事は「デイリーポータルZをはげます会」会員(有料)限定記事です。冒頭の一部を公開いたします。
オーロラに反射する布
これが以前作った時空の裂け目である。
光を反射しない真っ黒な布を使っている。光陽オリエントジャパンの無反射植毛布である。
これを大垣のメイカーフェアに持っていったら、こんどはLIGHT FORCEという布を教えてもらった。(リンク:LIGHT FORCE STORE)
七色に光る反射素材だ。光を当てると不思議な反射をする。
珍しい。この素材を使ったマスクやサコッシュなどを買ったが、布のそのものも売っていたので条件反射で買った。(反射だけに)
珍しいものがあるとき、「記事になるから」という免罪符があるのは心強い。経費精算をしないのでその免罪符は意味をなしてないし、どこかにでかい教会ができてることもない。(反射だけに)
※ 2回めの(反射だけに)は余計でした。
切ってダンボールに貼ると裂け目誕生
裂け目の作り方は簡単だ。ダンボールの板を裂け目っぽく切って布を貼る。ダンボールの板はamazonで買い物をすると1枚おまけで付いてくる(2枚ついてくることもある)。ケロッグのおまけのように底のほうに入っている。
たるんでいるところが怪しく光るので、ぴしっと張らないほうが異次元っぽさが出るようだ。このノウハウは最後の火の玉で役立つことになる。
出でよ!時空の裂け目!
いつもの時空の裂け目公園(もちろん僕だけの名前である)にやってきた。時空の裂け目を持ってフラッシュオンで撮影してみよう。
僕が履いているショートパンツのひもとスニーカーの一部が反射材だったことが分かった。ちょこちょこ光っている男だったのか。
……これでもいいんだけど、この反射材の特徴である虹色の反射になっていない。
カメラの設定とライト位置の試行錯誤の結果、レインボーな時空の裂け目が出現した。
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ほぼ書いちゃってますが、このあとの火の玉がなかなかすごいです。
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