2021年9月13日より発売開始となった日清カップヌードルの最新作『スーパー合体シリーズ』を、もうみなさんはお試しになっただろうか? 当サイトでは一足早く同商品を入手、結果として「それぞれウマい」とお伝えした。だがしかし……。
スーパー合体シリーズをそのまま食べるのが100点だとしたら、全4種類を混ぜて食べると「2万点」くらいになることが判明してしまった。これ、ウソじゃないんだ……。なんなら過去最高にウマいカップヌードルが出来上がるんだ……!
・全4種類
発売50周年を迎える日清カップヌードルが、9月13日より発売しているのが『スーパー合体シリーズ』である。カップヌードルの定番8種類のフレーバーを組み合わせ、全28通りの中から最も相性の良い4種類が選抜された自信の商品だ。
メーカー希望小売価格はそれぞれ税別193円。以下の4種類がラインナップされている。
シップヌードル(しお + カップヌードルしょうゆ)
シーリー(シーフード + カレー)
チーチリカーマト(チーズカレー + チリトマト)
とんそ(豚骨 + 味噌)
・単品でも美味しいが
それぞれのお味についてはこちらの記事をご覧いただきたいが、最大の特徴は「どの味も死んでいない」ということ。例えば「シップヌードル」であれば、しおもしょう油もところどころに感じられる仕上がりであった。
これぞ、日清クオリティ。悪ふざけしているように見えて、きっちり美味しく仕上げてくるあたりは流石である。ただ私、P.K.サンジュンは心を鬼にしてこう申し上げねばなるまい。「まだ日清は合体の意味がわかっていない」と──。
・全部混ぜるとヤバい
そう、冒頭でお伝えした通り『スーパー合体シリーズ』を全て混ぜて食べてみたところ、ちょっとビックリするくらい美味しいカップヌードルが出来上がってしまったのだ。まずくはならないと確信していたが、正直に申し上げて想像よりも遥かにウマかった。作り方は単純、
それぞれのカップヌードルにお湯を入れて3分経ったら……
大きな容器にぶち込む。
よくよく混ぜれば完成だ。
激ウマなのはとにかくスープ! 全ての旨味が濃密に絡み合い、得も言われぬ絶品スープに昇華していた。単独のスーパー合体シリーズとは違い「〇〇が活きている」という感じではなく、完全に1つのスープとなっている。
悔しいのは、端的に「○○味」とお伝えできないところ。個人的には味覚に自信もあるし、人より多くのグルメを味わってきたつもりだが、今回ばかりは的確に「〇〇味」と表現できない。強いて言うなら「味噌豚骨トマトカレー味」となるが、それくらい複雑な味わいだ。
また、謎肉・えび・たまご・トマト・かにかま・タコ・きくらげ……などなど、具材オールスターズが楽しめるのも高ポイント。これぞ混ぜ系グルメの醍醐味であろう。
こっち系のグルメはどうしてもネタっぽい感じがしてしまうが「スーパー合体シリーズ全部合体カップヌードル」は単なるガチ案件だ。1人だと量が多いので、興味がある方はぜひ複数人で挑戦していただきたい。真面目に「過去最高に美味しいカップヌードル」が待ってるぞ。
というわけで、ガチで激ウマだった『スーパー合体シリーズ』の全部混ぜカップヌードル。お世辞にも上品なグルメとは言えないが、1度食べればあまりのウマさに海原雄山が隠れ食いする……ハズだ。