「扱いが酷すぎ」「弱い理由が分かる」 中日・郡司が代打1打席でファーム降格…ファンは批判

J-CASTニュース

   中日・郡司裕也がわずか1打席しかチャンスを与えられず、今月12日に2軍降格したことが大きな反響を呼んでいる。

  • 中日の本拠地、バンテリンドーム

    中日の本拠地、バンテリンドーム

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「郡司のモチベーションが気がかり」

   郡司は本職が捕手だが、打力を買われて一塁、外野で出場することも。今季は開幕1軍入りを果たしたが、出場機会がないまま4月13日に登録抹消。5月31日に再昇格したが、出場した試合は6月4日のオリックス戦(バンテリンドーム)の1試合のみ。9回に代打で今季初出場も遊ゴロに倒れた。その後も1週間出番がなく、12日に登録抹消された。

   スポーツ紙デスクは、「正捕手の木下拓哉がスタメンで出ずっぱりでしたが、配球に疑問の声も少なくない。1試合は郡司に先発マスクのチャンスは与えても良かったと思うのですが…。肩が強くないことがネックなら、指名打者の選択肢もあった。起用しないならなぜ1軍に上げたのか。郡司のモチベーションが気がかりですね」と表情を曇らせる。

   白星を重ねていて選手を固定しているチーム事情なら理解できるが、中日は借金13の最下位に低迷。159得点はリーグ断トツの最下位だ。チームを活性化させる新たな力が必要なはずだが、郡司は1軍で1度しか出場のチャンスを与えられなかった。SNS上では「郡司の扱いが酷すぎる。起用しないならトレードに出すべき。選手がかわいそうだよ」、「中日が弱い理由が分かる。一度もマスクをかぶらせずに登録抹消。選手に何を期待しているんだろう」など首脳陣の判断に批判的な意見が目立つ。

   郡司は慶大の4年秋に三冠王を獲得してリーグ優勝に貢献。仙台育英、慶大で日本一を経験し、19年ドラフト4位で入団した時は「勝てる捕手」として評価が高かった。中日に最も必要な人材のように感じるが、再びチャンスは巡ってくるだろうか。(中町顕吾)

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