リコーグループの株式会社PFUは、15.6インチのモバイルタッチディスプレイ2製品を発売した。直販サイト「PFUダイレクト」での販売価格は、ワイヤレス接続が可能な「RICOH Light Monitor 150BW」が7万9200円、USB接続のみの「RICOH Light Monitor 150」が6万3600円。
両モデルとも、10点マルチタッチに対応した15.6インチの有機ELディスプレイと、最大4096段階の筆圧検知が可能な高性能タッチセンサーを採用。別売りの専用スタイラスペンも使用できる。最大解像度は1920×1080で、リフレッシュレートは60Hz。応答速度1ms、最大輝度300cd/㎡で、視野角は上下左右170°。Eye Care認証取得済みのSumsung製パネルを採用し、従来型ディスプレイと比較して約62%ブルーライトを低減するという。
本体一体型のスタンドを備え、設置角度を16～75°の間で調整可能。スピーカーも搭載し、音声出力もできる。インターフェースはDisplayPort Alt ModeとUSB PD給電に対応したUSB Type-Cポート×2を備える（入力15W以上推奨。最大45W）。
RICOH Light Monitor 150BWは、以上に加えて無線LANに対応しており、5GHz帯はIEEE 802.11 ac/n/a、2.4GHz帯はIEEE 802.11 n/g/bに対応。Miracastによるワイヤレス接続が利用できる。また、RICOH Light Monitor 150BWは3740mAhのバッテリーを搭載しており、約2.5時間の充電で最大3時間駆動可能だとしている。
本体サイズは両モデルとも356×10.8×221.7mm（幅×奥行×高さ）で、RICOH Light Monitor 150の重量は560g。同社によると、この重量は15.6インチのタッチパネル付きポーブルモニターとして世界最軽量だという。RICOH Light Monitor 150BWは約715gで、こちらはタッチパネル付きバッテリー搭載ポーブルモニターとして世界軽量だとしている。
別売りの専用タッチペン「RICOH Monitor Stylus Pen Type1」は、PFUダイレクトで9570円で販売している。サイズは9.5×140mm（長さ×直径）、重量は18g。
RICOH Monitor Stylus Pen Type1
