ドライフルーツで果実酒を仕込むとすごい

デイリーポータルZ

季節のフルーツでしか果実酒が仕込めないことに、ずっと勿体なさを感じていた。いつでも仕込めて、すぐに楽しめる果実酒があったらいいのに。
そうだ、ドライフルーツを酒に浸けたらどうなるんだろう。

※この記事は、8月30日に公開した同名の記事に加筆・修正を加えたものです。詳しくはこちらをお読みください。

2度目の梅雨がきて、雨の勢いが凄いなあなどと考えてるうちにまた夏になり、9月になるやいなや秋の空気になった。今年の天気はめまぐるしい。
感染症の流行で「外に出るな」と言われているが、そもそもこの天気の中外に出たくないのである。ヘルスケアアプリ曰く「あなたの今日の歩数は57歩です」。
おそらく今後も長いこと家にいるわけだから、家の中でできる趣味を増やしていかなければならない。
1回目の梅雨の時期はどうやって暇を潰していただろうとカメラロールを遡ってみたら、青梅を仕入れて梅酒を浸けていた。

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近所のおじいさんに庭木の梅を分けてもらったのだった

こちらの記事で、北向ハナウタさんも未来の自分に向けて梅酒を浸けているが、果実酒というものは素晴らしい仕組みだ。旬の果物を仕込んで(手間がかかるがその「ひと仕事した感」がまたいい)、あとは放っておくだけで出来上がる。
いつか元気がない日が訪れても、「自分には梅酒があるから大丈夫」という気持ちの担保ができる。

果物の旬の時期にしか果実酒を仕込めないというのは、ちょっともどかしいものだ。今のおうち時間に必要なものは、いつでも仕込めて、いつでも飲める果実酒ではないか。

そうだ、ドライフルーツを果実酒にできないだろうか。

まずは出場する選手の紹介です

思い立ったが吉日とばかりに、近所のスーパーと酒屋にあったドライフルーツを全種類買ってきた。

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マンゴー、アプリコット、イチジク、バナナチップス、プルーン。(※酒税法により、ブドウと酒類は飲用を目的とした混和ができないため、レーズンは使用できません)

酒に浸けたドライフルーツは、よくパウンドケーキなんかに入っているが、なぜか「ドライフルーツを浸けていた酒」は出回らない。フルーツの風味が移って美味しそうなのに、一体なぜなのか。

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というわけで、美味しくなる予定の精鋭たちがこちら。

左からアマレット、テキーラ(レポサド)、ダークラム、ブランデー、ウイスキー。
こういう場合の酒は「果実酒用だし…」と一番安いものを選びがちだが、筆者の経験上、「ちょっといいやつ」を選んでおくと仕上がりが格段に良くなる。

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浸けておく瓶の準備は通常の果実酒と同じ。筆者は洗ってすぐの瓶にスピリタスを吹きかけて、しばらく放置しておく。

果実酒を浸けるときは、腐敗や再発酵を防ぐために20度以上の酒を用いる。つまり、焼酎や今回買った酒群のような『蒸留酒』ならだいたいなんでもいける(ディサローノのアマレットはリキュールだが28度ある)。

以前、ライターの馬場さんがこちらの記事でドライフルーツを日本酒で戻して大変おいしそうであったが、長期保存と酒を味わうことを考えると、なおさら蒸留酒を使うのがおすすめである。

酒とドライフルーツ、組み合わせはあなた次第

さっそく仕込んでいこう。

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といっても、ドライフルーツを入れて酒を注いで終わりなのだから、手間としてはカップラーメンにお湯を注ぐ程度である。

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マンゴーにはテキーラ(レポサド)。理由は「南国のフルーツとテキーラはなんかよさそうだから」。
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ドライイチジクにはダークラム。これはもう飲まなくても美味しいことがわかる。わかってるんだからもはや飲まなくてもいいんじゃないか。
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気にせずどんどんいこう。プルーン(これはドライフルーツなのか?)にはブランデー。おつまみバリューパックみたいなものにもプルーンは入っていがちだし、きっと酒との相性も素晴らしいことであろう。
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アマレットはアンズの種を原料としたリキュールである。これでアプリコットの果肉を漬けるとどうなるだろうか。「頭痛が痛い」みたいな飲み物になるだろうか。それとも「ナイル川」や「サハラ砂漠」みたいな(以下略)
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担当編集の石川さんから「ナッツも入れたら美味しいんじゃないですか?」と素晴らしいサジェストが飛んできたが、残念なことに筆者は大半のナッツにアレルギーがある。一番ナッツに近そうだから、という理由でバナナチップスを買ってきた。

一度揚げられているのか、原材料に「ココナッツオイル」とある。果たして上手く浸かるだろうか。

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ナッツといえばウイスキー。故にバナナチップスにもウイスキー。ココナッツオイルの香りもうまいこと出てくれたら嬉しいのだが。
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酒を入れた直後はこんな感じ。

酒に対してドライフルーツの量が多いほど、フルーツのエキス分を濃く感じる仕上がりになるはずである。今回は厳密に図らず、「ひたひたになればOK」くらいのラフさで仕込んでみた。

「果実酒なのに氷砂糖いらないの?」と思われるかもしれないが、フレッシュな果実を使った果実酒に氷砂糖を入れる理由は、浸透圧なんかがこう…良い感じになって……果物のエキスを抽出させるためだ。
すでに諸々が凝縮されたドライフルーツに使用しても、さしたる効果はないのではないかと考え、今回は使用していない。というかめちゃくちゃ甘くなりそうだからやめました。

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これは要らない一手間ですが

果実酒の醍醐味は「ひと仕事した感のある仕込み」と思う。
ドライフルーツに洋酒を注ぐだけだと、いまいち「やってやったぞ!」感が少ない気がしたため、ラベルシールを作って貼ることにした。
こういった無駄な一手間で、「ていねいに作ったぞ」感が高まり、後の「自分には仕込んだ酒があるから大丈夫」という気持ちが強く担保される。刺激を求める方はぜひラベルシールメーカーをお求めいただきたい。

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ラベルを貼ると一気に商品っぽくなる。雑貨屋さんに売ってるオシャレギフトと自己暗示をかけると、そう見えなくもない。
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煮込むとどうなるか

よく「お酒のレシピは美味しそうだけど、お酒に弱い体質だから自分で作らない」というお話を伺う。
ドライフルーツ、酒で煮込んだらどうなるのだろう。アルコールが良い感じに抜けて、「洋酒風味のおいしい液体+おいしい液体を吸った果物」にならないだろうか。

というわけで、最後にデーツをダークラムで煮込んでみる。

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家にあったのに、存在をすっかり忘れられて果実酒になれなかったデーツたち。
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ダークラムをたっぷりめに投入。フルーツのコンポートや、洋酒煮のレシピはここで砂糖や蜂蜜、レモン汁を入れるものだが、今回は洋酒のみ。
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ひと煮立ちさせたら、弱火で15分ほど煮込む。
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興が乗ってきたのでシナモン(というか桂皮)をひとかけら投入。
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15分煮たところ。デーツが洋酒を吸ってぷにぷにになっている。というか、予想以上に吸われてしまい液面が低い。
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粗熱を取っている間にさらに吸われてしまった。パッツパツで、心なしか一回り大きくなったデーツ。残ったラムはシロップのようにトロトロ。

デーツ風味になった液体を楽しみにしていたのに、ほとんどデーツに吸われてしまった。わたしのダークラムを返しておくれ。どうやら、最初の投入時にもっと思い切った量が必要だったらしい。

一方そのころ仕込んだ酒は

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瓶に詰めて、翌日の写真。

すでに様子が変わりはじめていた。固かったマンゴーが生っぽい質感に戻ってきている。

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アプリコットはアマレットを吸ってぷるぷるに。これは期待が持てそうだ。
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一方不穏なバナナ。ココナッツオイルが浮きまくっているが、一体どうなるつもりなのか。

ラムをたっぷり吸ったデーツをいただく

酒をしばらく放置している間に、先ほどのデーツを試食してみよう。

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冷蔵庫で冷やしたデーツと、吸われてしまった残りの液体。

「おいしそう」よりも、「酒が減ったな」の気持ちの方がギリギリまさる。

種に気をつけながら、やわらかくなったデーツをいただきます。

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……あれ?

酒を返してなんてひどいこと言ってごめん。ちょっと引くほど美味しい。デーツの甘さと洋酒の香り、ねっちりした食感が合わさって、言うなれば洋風の羊羹。もしかしたらこの記事、タイトルを「今すぐデーツを洋酒で煮込め」に変えた方がいいかもしれない。

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冷蔵庫にクリームチーズがあって「僥倖」と思った
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「こんなに美味しい必要はないだろ」と怒りを覚えつつある。これを出してくれるバーがあったら通う。クリームチーズをバターに変えてもさぞ美味しく、さぞ太ることであろう。
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残った液体の方は、洋酒とデーツの香りでほのかに甘いシロップのようになっていた。
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これはもうコーヒーを淹れて
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手元にミルクフォーマーと暇な時間がある方は泡立てていただいて
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こうなるんですな。
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オシャレなカフェの秋限定ドリンクという感じがする。つまりすごくリッチ。

※煮込んでもアルコールが全て飛びきるわけではないため、運転前や妊娠中の方、お子様などはお控えください

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ドライフルーツ酒を飲んでみよう

さて、浸けて数日放置したドライフルーツ酒を試飲してみよう。
一ヶ月以上待たなければいけない果実酒とちがい、ドライフルーツ酒をいつ飲むかは作り手の気分次第なのだ。正直翌日からでも美味しく飲める。

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マンゴーやアプリコットなど、あきらかに生前(?)のすがたに戻っている。
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まずは筆者期待のマンゴーテキーラ。

浸けたてはテキーラの香りが強く、不安に思っていたが、数日経った今はしっかりマンゴーの香りがして嬉しい。それぞれの香りが複雑な調和を生み出していて、なんだかすごく高級な酒な気がする。

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見よ、この黄金色を。

一口飲んだ感想→「危ない」。
南国のフルーツの風味とテキーラのスパイシーさ、合いすぎる。マンゴーの甘さがテキーラにしっかり染み出して、「絶対そんなはずないのに異様に飲みやすい酒」になっている。
テキーラを吸ってシャキシャキの食感になったマンゴーも、筆者としては顔がニヤついてしまうほど美味しいが、インパクトの強いアルコールを感じるため(当たり前だ)お酒に弱い方は要注意。
しばらくノンアルコールの液体に浸けておくといい感じに酒が抜けるため、炭酸水等で割る時に一緒に入れておいて、最後にいただくのが良いだろう。

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個人的にはロックを推したいが、ジンジャーエール割り、フルーツジュース割りでも美味しくいただける。
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続いてイチジクラム。

香りの第一印象としては、黒糖や餡子に近い。先ほどのデーツといい、ダークラム×ドライフルーツ=餡子なのだろうか?

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飲んだ感じは、「このままで美味しい」というより「何かの材料としての美味しさ」。

ラムはサトウキビ原料のため、元からある程度甘い酒だが、ドライフルーツを浸けると酒というよりシロップの印象が強くなる。

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つまり、こんな感じでヨーグルトにかけると、たちまちスイーツの完成だ。

甘さが足りないときは蜂蜜を足すと良い。ヨーグルトのまろやかさが際立って、チーズのような印象になる。とても贅沢な味がして美味しいのだが、並みのカクテルよりも度数が強いため要注意(ダークラムとデーツよろしく鍋で煮込めば、ただのシロップとして美味しいレシピになるのかもしれない)。
ドリンクとして飲む場合は、ソーダ割りや、牛乳割りがおすすめ。

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見た目からして異質なプルーンブランデー。

「これって洋酒漬けじゃなくてシロップ漬けだっけ?」というテクスチャになっていた。
プルーンの甘酸っぱい香りをしっかりと感じるものの、黒蜜のような濃密さが食欲を煽る。

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煽ったのはそっちだぞ!と憤りつつ一口飲んでみる

だいぶ酸っぱい。こちらも酒というより、プルーン味の美味しいシロップ(度数30オーバー)といったところ。

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つまり、バニラアイスにかけると酸味と甘みの調和がとれるってわけ。

これがものすごく美味しかった。
バニラアイス、牛乳などといっしょにブレンダーにかけ、大人のフラペチーノ状態にして飲むのもいいだろう。

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これも筆者期待の組み合わせ、アプリコットアマレット。必殺技の名前みたいですね。

アマレットそのものの香りはほぼ杏仁豆腐だが、果肉が入ったことでジューシーになった。

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酒としてかなり美味しい!

アプリコットのフルーツ感と、リキュールの甘さがいいバランス。他の酒群と比べてアルコールが低め(といっても28度)なため、このままでも飲めるが、炭酸やお茶割りが美味しそうだ。

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特筆すべきがこの果肉

梅酒の梅のアプリコット版という感じ。正直、ドライのアプリコットはあまり好きな味ではなかったのだが、この状態のアプリコットは何個でも食べたくなってしまう。
クリームチーズを探しに行ったら、数日前の自分が空にしていた。おのれ。

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最後にダークホース、バナナウイスキー。

匂いはバナナが入ったパウンドケーキのようで、美味しそうだ。ココナッツオイルの香りもふんわり漂ってくる。

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怖々と味わってみた

これは……一体なんだ?例えて言うなら「異様に高アルコールのフルーツグラノーラ」。
不味くはないが、何を飲んでいるのかわからない。頭の中の引き出しのどこにも分類できなくて、とりあえず床に置いて散らかるタイプの味だ。

見た目は柔らかそうな果肉も、元の甘さが強くないためか、「もきゅもきゅした食感を持つ何か」になっていた。
カップラーメンの麺は一度揚げることによって小さな気泡をつくり、お湯を吸い込みやすくさせるらしいが、おそらくこのバナナも大量のホワイトラムを吸っていることであろう。

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チョコバナナ…と唱えながらチョコレートアイスに載せてみた

アイスクリームが酒に負けている。今回作った他のなによりも強烈なアルコールを感じるし、「決して何とも馴れ合わないぜ」というバナナの強い意志を感じる。
筆者は特別な訓練(※)を受けているため完食したが、一度鍋で煮てから召し上がっていただいた方がいいかもしれない。

(※)…日々の飲酒

組み合わせを考えるだけでちょっとしたエンタメ

今回ドライフルーツ果実酒5種類と、デーツのおいしい何らかを作ってみたが、結果は

酒として美味しい…マンゴーテキーラ、アプリコットアマレット
シロップみたいになってしまう…イチジクダークラム、プルーンブランデー
お前は一体何なんだ…バナナウイスキー

であった。
おそらくデーツも酒に漬けると「シロップみたいになってしまう」カテゴリなのだろう。
もちろん今回試していないドライフルーツと酒の組み合わせでも、果実酒を仕込むことができる。
ステイホームで新しい趣味を探している方は、冬に向けてドライフルーツ果実酒を仕込んでみるのはいかがだろうか。

<お酒は二十歳になってから>

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