【絶品焼き菓子】エシレ梅田店は大阪でしか買えない限定品だらけ！バター好きなら一度は行きたい夢のような店だった！

カヌレ、バターケーキ、トロぺジェンヌなど、店舗ごとに特別な限定品を販売しているエシレ。限定品は基本的に早い者勝ちなので、これまで何度か朝から行列に並んでそのレポートをお届けしてきた。

今回で5回目となるエシレ探訪で目を付けたのは、大阪の阪急百貨店にある梅田店。なんとこの店舗の商品は、ほぼ全てが他店では取り扱いのない限定品ばかりなのだ！

どの商品にもフランス産の「エシレバター」がたっぷり使用されており、エシレファンやバター好きなら1度は行きたい夢のようなお店だろう。今回も朝から並ぶため近くにホテルを取って準備万端。さあ、行列にチャレンジだ〜！

・お店へ向かう、その前に

春休みシーズン土日ということで気合いを入れて45分前に待機列へと向かったのだが、まさかの一番乗りだった。その後もあまり列は伸びず、開店10分前でも待っている人はわずか12人ほど。

限定品だらけなのに並ぶ人が少ないのにはもちろん理由がある。実は現在、いくつかの人気商品は事前予約が必要で店頭では販売していないのだ。

特に、エシレ梅田店の顔とも呼べる「オムレット」と「パルミエ」は、1週間前に阪急百貨店オンラインショップから購入予約が必要。当日いくら早くから並んでも買うことはできないので、遠方から買いに行く人は前もって計画を練っておかないと現地で泣きを見ることになるかも……。

予約さえできちゃえば早朝から並ぶ必要は無さそうだが、予約の必要がない人気商品（シュークリームやブリオッシュなど）は平日でもほとんど午前中で売り切れちゃうみたい。せっかくお店に行くのであれば、買いたいものを事前にチェックし、販売方法を調べておくことが大事だろう。

・どれも関西限定！珍しい焼き菓子が豊富な梅田店

いつもは限定品だけ買うんだけど、梅田店はこの店でしか売ってない商品ばかりなのでなんだかいろいろ買ってしまった。すがすがしいほど同系色だが、今まで見たことない商品ばかりで心が躍るな！

まずは1週間前に予約が必要な、梅田店の名物『オムレット・ブール（5個入り1998円）』から食べてみよう。

しっとり系かと思いきや、もちもち系の生地！　クリームが中までギッシリ詰まっていて、1つでもかなりボリュームがある。

オムレットに使われているバタークリームは、見た目より軽い口当たりでカスタードに近いまろやかな味わい。5個入りからしか販売していないが、これならペロリといけちゃうな。

お次はパンと焼き菓子の中間のような『ブリオッシュ・エシレ（497円）』。有塩と無塩タイプがあり、来店した際は合わせて5個までという購入制限がかかっていた。

総重量の半量ものエシレバターが使われているというとのことで、噛むとジュワッとバターが溢れ出す……！　なんでも、エシレの「E」部分に溶かしバターを流し込んで作っているんだとか。カロリーに目をつぶれば毎朝食べたいくらいおいしいなぁ！

そして最後はシュークリームもとい、『シュー・ブール』。購入制限こそ無いものの、昼過ぎには売り切れることが多いという人気商品だ。6個で1620円と、エシレにしてはかなりコスパの良い商品だなぁと思いきや……

ちっさ!!!!!!

手に取ってみると思いのほかミニマムなシュークリームだった。饅頭より小さく、パイの実より大きいといったところだろうか。この大きさで1個300円弱だとはエシレ恐るべし。

中身はしっかりと甘さのある固めなバタークリーム。かなり濃厚な味わいなので、「もうちょっと食べたい」と思えるくらいのミニサイズでちょうど良いな。

要冷蔵なので取り扱いが少し面倒だが、バターが好きならオムレットよりこっちの方がオススメかも！　今回いろいろと食べた中で、「エシレバターを食べてる感」を一番感じたのはこのシュー・ブールだった。

・エシレの聖地は梅田にあった!?

今回とりあげたもの以外にも、エクレアやパウンドケーキ、クイニーアマンなど、梅田店でしか買えない商品はまだまだたくさんある。

エシレのショップは全国に7店舗あるが、どこの店も限定品を除けばラインナップは似たり寄ったり。梅田店ほど取り扱い商品がガラリと違うのはかなり珍しいんじゃないだろうか。

今までエシレの聖地は世界1号店である丸の内店だと思っていたが、独自性という面から見たら梅田店も負けていなかった！　エシレに行ったことない人はもちろん、関東ですでに何回も足を運んでいる人にもオススメできる店舗だと思うので、全国のバター好きは大阪に行った際是非立ち寄ってみてほしい。余裕がある人は、事前予約も忘れずにね！