祝! ついに当連載『家そば放浪記』も100回を迎えました〜!! そこで、今回は100回を記念して……なんてことはせず、今まで通り粛々と干し蕎麦を食べていこうと思う。あくまで100回は通過点に過ぎないので。
ということで今回は『奥州 池森そば 香りの外一 至福の九割そば』を実食ジャッジ。またもDEEN池森氏の「池森そば」シリーズだ。というのも最近、ウチの近所でも池森そばシリーズをよく見かけるようになったのだ。
ちなみに「外一(そといち)」とは、そば粉90.9%、比率で言えば「そば粉10:つなぎ粉1」の割合で作られた蕎麦とのことらしい。へええ、勉強になるなぁ。なお、製造者は当連載初登場の「小山製麺(岩手県)」だ。
それではさっそく……
デカい鍋にタップリのお湯を沸かし……
4分半ゆでて……
完成。
して、そのお味は──
ウン。細いけど芯がしっかりしていて良い蕎麦だと思う。九割だけど蕎麦蕎麦していて香りも良し、味も良し。けっこう美味い蕎麦であると思うが、マニアックすぎる気もする。“良さがわかりにくい” というか。
「家そば」か「外そば」かなら外であるとは思うけど……。もしもお店に行ってこの蕎麦が出てきたら「こだわりがスゴそう……」と感じてしまうかも? 個人的には、もっとわかりやすい蕎麦のほうが好きだなぁ……。
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24