注目度クライマックスの「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022(以下SFL 2022)」。本日第10節 Day2の1試合目はv6プラス FAV gaming vs 名古屋OJA BODY STAR Mildom、2試合目は魚群 vs 忍ism Gamingの2戦。実況は大和周平氏、解説はハメコ。氏。
10節 Day1レポートでも触れたが、本日Day2の試合では、現在2位~6位の5チームのうち4チームが直接激突するというかなりハードな組み合わせとなっている。特に、現在ボーダーライン未満、5位とのポイント差30ポイントで6位に位置する前年度チャンプのv6プラス FAV gamingがここから奇跡の階段を昇るためには、少しでもポイントを稼いでボーダーライン圏内の上位チームとのポイント差を縮めていく必要がある。
当然他のチームはそのままv6プラス FAV gamingを沈めたままにしておきたいのは言うまでもないため、上位陣同士のバトルは自然と1試合ごとにハラハラドキドキが止まらない展開となるのだ。
ということで早速第10節 Day2の様子をレポートしていこう。なお、今回も配信内容については、アーカイブが公開されており、後からでも自由に閲覧できる。また、本文中の選手名については敬称を略している。
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ときどルークがふ~どポイズンを粉砕! v6プラス FAV gaming全勝!
1試合目はホームがv6プラス FAV gamingで出場メンバーはsako、ときど、ボンちゃん、鶏めし。対するアウェイは名古屋OJA BODY STAR Mildomで、出場メンバーはあきら、ウメハラ、ふ~ど、ナリ君。
アウェイとなる名古屋OJA BODY STAR Mildomの事前オーダーは先鋒がウメハラのガイル、中堅があきらのキャミィ、大将はふ~どのミカ、待機選手はナリ君。このオーダーを受けてホーム側、v6プラス FAV gamingの先鋒は鶏めしのダルシムが挑む。
先鋒戦の意気込みを聞かれたウメハラは「あんまり戦績良くない相手なんですけど、すごい大事な負けられない試合なんで頑張りたいと思います」とした。
これに対して鶏めしは「当初の予定とはちょっと狂ってるんですけども、全然ガイル戦もきっちりやってきたので、ちゃんとチームに貢献できるよう勝利したいと思います」と当初の作戦と異なるオーダーだった事を明かした。
鶏めしダルシムとウメハラガイルの先鋒戦。鶏めしダルシムはVトリガーII/VスキルI、ウメハラガイルはVトリガーII/VスキルII。
1戦目1ラウンドは鶏めしダルシムの中盤の立ち回りが見事で先制。2ラウンドも鶏めしダルシムのヨガサンサーラなどの炎の猛攻で1本先取となった。2戦目1ラウンドは鶏めしダルシムを画面端に追い込むウメハラガイルだが、そこを脱して逆に画面端に追い詰めての猛攻で先制。2ラウンドもきっちり決めて鶏めしダルシムがストレートで先鋒戦を勝利した。
鶏めしダルシムの先鋒戦勝利により、v6プラス FAV gamingが10ポイントを先制した。
続く中堅戦はあきらのキャミィに対して、ボンちゃんルークが挑む。意気込みを聞くと、あきらは「まぁ、ボンさんが来るだろうなっていう予想はしていて、もうこの2週間弱、毎日毎日ルーク戦やってきました。あの、きつすぎて、最近はもうルーク戦やってると笑いが込み上げてくるようになったんで、新境地、キャミィ-ルーク戦の新境地をお見せしたいと思います」とした。対するボンちゃんは少し溜めてから朗らかに「しごとしまっす!」と一言コメント。
ハメコ。氏によるとキャミィとルークのキャラ相性では、明らかにルーク有利のため、練習でルーク戦を続けていてあまりに勝てないために笑いがこみあげているのだろうと推測。一方で新境地という表現からあきらキャミィに何らかの光明が見えた可能性もあり、その点が注目のポイントだ。
ボンちゃんルークとあきらキャミィの中堅戦。ボンちゃんルークはVトリガーI/VスキルI、あきらキャミィはVトリガーI/VスキルII。
1戦目1ラウンドはボンちゃんルークの強力な攻撃を喰らいつつも、中盤の立ち回りのうまかったあきらキャミィが先制。光明が見えたか? と思いきや、2ラウンドはボンちゃんルークがキッチリ守りを固めての攻めで取り返す。3ラウンドもボンちゃんルークが慎重な立ち回りで攻め切って1本を先制。
インターバルを挟んでの2戦目、今回もあきらキャミィは勝負服であるクリスマスコスに変更して挑む。1ラウンドは一進一退の攻防で五分の展開から、ボンちゃんルークがクリティカルアーツ「イレイザー」のタイミングをミス。その隙を突いたあきらキャミィが決めて先制。2ラウンドはゲージの貯まったあきらキャミィが早めのクリティカルアーツ「クロススティンガーアサルト」を決めて体力を削るも、ボンちゃんルークが攻め切って取り返す。3ラウンドはボンちゃんルークがきっちり攻め切りここを決めて勝利。中堅戦をボンちゃんルークが勝利した。
ボンちゃんルークの勝利により、v6プラス FAV gamingが累計20ポイントとなった。
大将戦はふ~どミカに対してときどのルークが挑む。意気込みについて聞かれたふ~どは「いや、なんかいい感じに追い込まれたなと思うんすけど、ミカ-ルーク、今日は有利かもしれないなと思ってます。一応」と意味深発言を残した。対するときどは「いやぁ、いい勝ち方してくれましたね。ようやくボンちゃんがね、火吹きましたんで、もう爆発させようと思います」とチームメイトの勝利を喜ぶコメントをした。
ときどルークとふ~どミカの大将戦。ときどルークはVトリガーI/VスキルI、ふ~どミカはVトリガーI/VスキルI。
1戦目1ラウンドはときどルークが攻め切って先制。2ラウンドもときどルークの立ち回りが好調で、最後はクリティカルアーツ「イレイザー」をリーサルで決めて1本を先取した。
インターバルを挟んでの2戦目、ふ~どはポイズンに変更して挑む。VトリガーはI、VスキルはII。1ラウンドはふ~どポイズンの立ち回りが見事でクリティカルアーツ「ラブハリケーン」をリーサルに決めて先制。2ラウンドも好調な立ち回りで攻め切って連勝で1本を取り返す流れとなった。
インターバルを挟んでの3戦目1ラウンドはときどルークがふ~どポイズンを画面端に追い詰めての猛攻で先制。2ラウンドはふ~どポイズンが中盤での猛攻でときどルークを追い詰め、クリティカルアーツ「ラブハリケーン」をリーサルで決めて取り返す。3ラウンドは再びときどルークがふ~どポイズンを画面端に追い詰めての猛攻。ところが、ここでふ~どポイズンは画面端を脱して、逆にときどルークを追い詰める。最後のところでギリギリの攻防をときどルークが制して2本目を先取した。
インターバルを挟んでの4戦目1ラウンドもときどルークが画面端にふ~どポイズンを追い詰めて攻め込む。画面端は脱しながらもときどルークの猛攻が止まらず、攻め切って先制。2ラウンドはふ~どポイズンの猛攻がときどルークを攻め切って取り返す。3ラウンドは中盤の立ち回りでふ~どポイズンが上回り、クリティカルアーツ「ラブハリケーン」を決めて体力を削り、そのままとどめを刺してふ~どポイズンが2本目を取り返した。
五分の立ち回りを見せる両者、インターバルを挟んで迎えた最終5戦目。1ラウンドはときどルークが画面端に追い詰めての猛攻。そこを脱して反撃を試みるふ~どポイズンだが、そのまま攻め切ったときどルークが先制。2ラウンドはときどルークの猛攻でふ~どポイズンが追い込まれる。そこをクリティカルアーツ「ラブハリケーン」で決めて反撃を試みるも、最後はときどルークが攻め切って勝利。大将戦をときどルークが勝利した。
大将戦のときどルークの勝利により、v6プラス FAV gamingが全勝40ポイントを獲得した。
試合終了後はv6プラス FAV gamingへのインタビューが行なわれた。先ずは大将戦を制したときどに、チームとしても全勝、40ポイント獲得した点について聞くと「でかいですね、40ポイント。僕らこの試合に向けてすごい準備期間長かったんで、いろいろ作戦練りながら、相手のオーダーとかもしっかり決めれて、密に話し合いをしながら、作戦立てれたので、それが本当に最後の最後のあの勝負の際の部分で出たんじゃないかなと思います」とし、準備期間の長さとその間の積み重ねが勝利の決め手となった事を語った。
先鋒戦で勝利した鶏めしは「元々ガイル戦とポイズン戦とミカ戦を詰めてたんで、もしふ~どさんがポイズン使ってたら自分が行く予定だったんですけど、ただ直前でちょっと、もし最初っからミカ使ってた場合どうしようかなと思って、昨日ちょっと話し合ってこういう形になりました。結果はオーライでほんとよかったです」とチーム内の作戦について語った。
中堅戦で久々に勝利したボンちゃんは笑顔で「やっと仕事ができました」と語る。これには解説席もほっこり。ハメコ。氏もすごい憑き物が取れたような顔してると告げると「うれしいねぇ、40点はねぇ……しかも名古屋相手なんで、本当もう2位抜けまで視野に入るくらいこの40点で変わったと思う。またね、金曜日すぐ試合あるんで引き続き頑張りたいと思います」と引き締めた。
本日は待機だったリーダーのsakoに次節の意気込みを聞くと「そうっすね、まさかここで40点、チームのみんなが取ってくれるとは……思ってたけど」とボケをいれ、これにハメコ。氏が思わず「思ってたんかい!」とツッコミを入れる。続けて「この40点を大事にね、今週金曜日またグッパチ(Good 8 Squad)戦が残ってるんで、それも勝って……」と続けようとしたところで、ときどが横から「Gにおわせて」と隠す素振りもなくコメント、これに素直に「あ、G使います」と全くにおわない匂わせを決めて、再度解説席から、脈略のなさがすごいなどのツッコミが入る。
最後は「頑張ります!」と締めようとしたところで、横からいつもの「震えとけってことですね」などのチャチャも入るにぎやかな雰囲気のままインタビューを締めくくった。
魚群の秘密兵器、まちゃぼーベガの秘策、忍ism Gamingに通じるか?
2試合目はホームが魚群で、出場メンバーはマゴ、まちゃぼー、水派、もけ。対するアウェイは忍ism Gamingで、出場メンバーはももち、藤村、ヤマグチ、ジョニィ。アウェイとなる忍ism Gamingの事前オーダーは先鋒がヤマグチのルーク、中堅が藤村のルーク、大将はももちのコーディー、待機選手はジョニィとなった。
このオーダーを受け、ホーム側、魚群の先鋒はマゴのルークが挑戦する。魚群の出場選手申告時、なぜかマイクのノイズキャンセリング機能が働いたらしく、「ルーク」というキャラクター名のみ音が出ず、もう1度申告してもらうハプニングも見られた。やや不満そうなマゴに対して、ハメコ。氏がバカ受けしていたのが印象的だった。
先鋒戦の意気込みを聞かれたヤマグチは「そうですね、同キャラ戦は……まぁ何回も言ってるんですけど、藤村さんといっぱいやってるので、今回勝ちたいと思います」とコメント。
対するマゴは「そうっすね。まぁ相手の布陣は一応予想通りという感じだったんですけど、ヤマ(ヤマグチ)に対してね、前回負けてるんで、それをね、取り返しにいきたいかなっていう風には思ってます。勝ちます」とした。
マゴルークとヤマグチルークの先鋒戦。マゴルークはVトリガーI/VスキルI、ヤマグチルークはVトリガーI/VスキルII。
1戦目1ラウンドはヤマグチルークが攻め切って先制。2ラウンドはマゴルークが序盤からの猛攻でここを取り返す。3ラウンドはマゴルークが差し合いを制して勝利。マゴルークが1本を先取した。
2戦目1ラウンドはマゴルークが決めて先制。2ラウンドは序盤をヤマグチルークが猛攻で体力を削り、その後慎重な立ち回りからヤマグチルークが攻め切って取り返す。3ラウンドはマゴルークが序盤から有利な展開で進め、そのままマゴルークがクリティカルアーツ「イレイザー」をリーサルで決めて勝利。2本連取でマゴルークが先鋒戦を制した。
マゴルークの勝利により、魚群が10ポイントを先制した。
続く中堅戦は藤村のルークに対して、水派のコーディーが登場。意気込みを聞かれた藤村は「はい、魚群ですが、水派に恨みはないんですけど、うるせえやつがね、2人いるから勝たせていただきます」とコメント。対する水派にハメコ。氏が藤村の発言を伝えた瞬間、「なんだってー!?」とマゴともけが大騒ぎ!
最終的に水派が「うるせぇ!」と制した上で「あの、すいません。本当に注意しとくんで、藤村さん許してください。対戦よろしくお願いします、頑張ります」とオチをつけた。
水派コーディーと藤村ルークの中堅戦。水派コーディーはVトリガーI/VスキルII、藤村ルークはVトリガーI/VスキルI。
1戦目1ラウンドは藤村ルークが中盤の立ち回りで上回り、ここを先制。2ラウンドは水派コーディーの猛攻が決まるが、藤村ルークも反撃を見せて五分の展開に。水派コーディーがここでVトリガー「サイドアーム」発動からの猛攻、クリティカルアーツ「クリミナルパニッシャー」をリーサルで決めてここを取り返す。3ラウンドも水派コーディーの猛攻を決めて連勝で1本を先取した。
2戦目1ラウンドは水派コーディーの猛攻が決まり、体力有利で展開する。ところが藤村ルークが連携からクリティカルアーツ「イレイザー」をリーサルに決める反撃で決めて逆転勝利で先制。2ラウンドは水派コーディーが猛攻で体力有利の展開から、慎重な立ち回りでとどめをさして取り返す。3ラウンドは水派コーディーが序盤有利で展開するも、藤村ルークが差し返しなどで反撃を見せ、クリティカルアーツ「イレイザー」によるリーサルで逆転勝利して1本を取り返す展開となった。
最終3戦目1ラウンドは一進一退の攻防が展開、藤村ルークが慎重な立ち回りから決めて先制。2ラウンドは水派コーディーが攻め切ってここを取り返す。フルカウントの最終3ラウンド、水派コーディーが序盤で決めて体力をリード、その後は慎重な立ち回りで五分の攻防が展開するも、藤村ルークがギリギリのところを攻め切り、最後は飛びで意表をついての攻めで決めて勝利。中堅戦はフルカウントの攻防を制した藤村ルークが勝ち取った。
中堅戦の藤村ルーク勝利により、アウェイの忍ism Gamingが10ポイントを取り返す形となった。
大将戦はももちのコーディーに対して、なんとここにきてまちゃぼーのベガが初登場。意気込みについて聞かれたももちは「まちゃぼーベガ、CFNの履歴は追っていて、見たら直近100試合ぐらいベガ-コーディ戦をずっとやってたんで。あまりに露骨すぎたんで、逆に来ないのかなっていう風には思ってたんですけど、しっかり仕上げてきたと思うんで。まちゃぼーはすごく強いプレーヤーで、いろんなキャラが使えるんで、まちゃぼーベガとは初めて戦いますけど、いい試合ができればなと思います」とまちゃぼーのCFNの履歴についてコメント。
これに対してまちゃぼーは「このためにかなり……かなり練習してきました。今、ももちさんって個人的には日本で1番強いんじゃないかって思ってるプレーヤーなので、こういう場で戦えること自体がとても光栄なんですけど、それとこれとは話は別で、自分に課された仕事は勝つことなので、勝ちたいと思います」とした。
ここでハメコ。氏もまちゃぼーのCFNをチェックしていた事を明かし、ももち同様、これも作戦の1つと考えていたようだ。一方でまちゃぼーベガの立ち回り自体もかなり良好だった事を明かした。
まちゃぼーベガとももちコーディーの大将戦。まちゃぼーベガはVトリガーII/VスキルI、ももちコーディーはVトリガーI/VスキルII。
1戦目1ラウンドはももちコーディーが時間いっぱい使っての立ち回りで先制。2ラウンドも時間いっぱい使っての攻防からまちゃぼーベガが取り返す。3ラウンドはももちコーディーが慎重な立ち回りからの猛攻で決めて1本先取となった。
2戦目1ラウンドはまちゃぼーベガの見事な立ち回りで先制。2ラウンドはももちコーディーが時間ギリギリの攻防を制して取り返す。3ラウンドは堅調な立ち回りのももちコーディーがギリギリの攻防を制して2本目連取となった。
3戦目1ラウンドはタイムギリギリの攻防の中、まちゃぼーベガの立ち回りが見事で先制。2ラウンドはももちコーディーの猛攻が決まりここを取り返す。3ラウンドも両者ギリギリの攻防ながら、堅調な攻めで押し切ってももちコーディーが勝利。3-0ストレートで大将戦をももちコーディーが制した。
大将戦のももちコーディーの勝利により、アウェイながら忍ism Gamingが30-10で勝利した。
試合終了後は忍ism Gamingへのインタビューが行なわれた。先ずは先鋒戦で惜しくもルークミラーで敗れてしまったヤマグチは「そうですね、今回の魚群戦はチームとしてすごい正念場でなんとか勝ちたいなっていう雰囲気がチーム内でも結構あったんで、自分も勝ちたい……勝つつもりでやったんすけど、結果マゴさんにリベンジされちゃったんですけど。あとの藤村さんとももちさんがすごくいい試合をして勝ってくれたので、本当にありがとうございますと言いたいです」とチームの勝利を祝った。
中堅戦の接戦を制した藤村は「そうですね、水派だったんですけど、結構そのゲームしながら、リアルタイムで、チームメンバーがアドバイスをくれて、特にその今ジャンプ通るよみたいな、すごい具体的なアドバイスがあって、実際それでかなり勝ちにつながったんで、めちゃくちゃありがたかったですね。ま、チームの勝利ということで」と試合中のアドバイスに助けられたエピソードを語った。
続いて大将戦で勝利したももちは「そうですね、まちゃぼーっていうプレーヤーは、すごい自分も知ってて、すごい好きなプレーヤーで、割と自分とプレイスタイルが似てる部分あるなっていうのあって。で、ベガっていうキャラが、やっぱりまちゃぼーみたいななんでもできるというか、すごいハイスタンダードな万能なタイプだと、逆にちょっと使うのが難しいキャラだと個人的には思ってて。実際自分もベガ使った事があるんですけど、やっぱり、ちょっとどぐらみたいな、悪魔的な強さっていうのがなかなか出せなくて……」とキャラとプレーヤーとの相性について語る。
続けて「だから、そこはまちゃぼーも多分苦労するだろうなっていうのは、やっぱベガを出してきた時に思ったんで、自分の鏡じゃないですけど、俺もベガ使ったらこういうプレイするよなっていうのが、ちょっと対策としてもうまくはまったかなと思います」と勝因を語った。
本日待機のジョニィにも話を聞くと「そうですね、今すごい上位争いが混戦だったんですけど、ここで30ポイントはもう本当にでかいですね。2位を継続できたんで、良かったなと思います。で、次の金曜日に名古屋(名古屋OJA BODY STAR Mildom)戦で、そこもかなり大事なポイントなんで、今週は2試合とかなりの正念場だと思うんで、チーム一丸頑張っていきたいと思います」とリーダーのようなコメントを残した。
最後にリーダーのももちに意気込みを聞くと「もうなんか今、ジョニィがリーダーみたいな感じで言ってくれたんで……」と苦笑い。これには大和氏も「もう締めていいのかなって」と苦笑いを返す。
続けて「まぁ、ジョニィが言った通り、もう明々後日か、今週金曜日が名古屋戦で、そこを勝てると上位抜けがかなり近づくと思いますし、前回の名古屋戦はうち負けてるので、そういった意味でリベンジの意味もあると思うんで、頑張りたいと思います」としてインタビューを締めくくった。
プレイオフのボーダーラインを巡っての争いはさらに激化!
以上、簡単ではあるが、第10節 Day2の2試合の様子をお伝えした。本日の結果を踏まえた順位表を見ると、本日勝利を収めた忍ism Gamingが260ポイントで3位の名古屋OJA BODY STAR Mildomと30ポイント差をつけ、少し浮く形となったが、Good 8 Squadとのポイント差は50ポイントあり、トップを狙うにはもうひと踏ん張りが必要な状況だ。
そして3位の名古屋OJA BODY STAR Mildomと4位のSaishunkan Sol 熊本が同じ230ポイント、本日全勝を決めて順位を上げた5位のv6プラス FAV gamingと本日敗退で順位を下げた6位の魚群が同じく225ポイントとなっており、僅か5ポイント差の中に4チームがいるという混沌とした状況がさらに激化した形となった。しかもこのうち1チームだけがプレイオフに進出できないという非常に緊迫した展開となっている。
ここでハメコ。氏からは、これまでの傾向としてアウェイの方がポイントが稼げているという話が語られ、それを踏まえて残り4節の試合数をチェックすると、最もアウェイの試合数が多いv6プラス FAV gamingが最も有利という冗談も交えて今後の予想などを解説した。
次回、第11節 Day1は11月18日20時からの開始。次回カードは1試合目がホームの忍ism Gaming VS アウェイの名古屋OJA BODY STAR Mildom、2試合目はホームのGood 8 Squad VS アウェイのv6プラス FAV gamingの2戦が行なわれる。
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