今年で20周年を迎えるデイリーポータルZはこれまで長きにわたりインターネット上に記事を放流してきました。
寄稿ライターも数多く、それぞれがそれぞれの行動力とセンスと工夫で日々文章を書いています。
今回はライターたちに、書いた後の文章の見直し、推敲の方法について聞きました。
一般的なことはもちろんやりますが、偉そうに人にお教えするようなものではない、自分のクセや弱みをなんとなくいい感じにする、オリジナルな方法が集まりました。
編集部の古賀がご案内します。
※編集部より この記事は「デイリーポータルZを はげます会」の会員限定記事です。途中から有料になります。
PCで書いてスマホで読み直す
多かったのが、書くのはPCで書くけれど、推敲はPC画面に合わせてスマホでもやる、という意見(ちなみに書くのもたまにスマホで作業するというライターもいる模様です)。
サイトのアクセスも多くがスマホから。スマホで読みやすいかどうかは重要なんですよね。
プレビュー画面をスマホでみる。
新鮮な気持ちで読めるので間違いに気づきやすい。(玉置 標本)
初稿はパソコンで書き、推敲はスマホで行うことが多いです。
パソコンの方が勢いで書けますが、細かな表現はスマホの方がしっくりくるものを思いつきやすい気がします。(山田窓)
最近ライターとして加わってくれて嬉しいな……と思ったとたんにもう精力的にばんばん記事が公開されている窪田さんからは、具体的な数字が出てきました。
じっくり記事を読み返すのは疲れるので、ちょっとした空き時間にスマホを使って1,000文字/15秒くらいのハイペースで何度も読んで推敲します。
公開までにだいたい50回くらい読んでいる気がします。(窪田 和貴)
ぶわーっと読んで違和感を察知する方法ですね。実際読者の方が読むときもこれくらいのスピード感かも。
さらに、現在寄稿を休止中(さみしすぎるだろう!!!!)の北向ハナウタさんからは、スマホで推敲ののちのさらなる一手も。
スマホでプレビューする、に加えて、構成で迷ったときは原稿を紙に出力したりしてます。面倒なので最終手段にしてますが……。
個人的に紙にしたほうが全体感が掴みやすく、「あ、ここ先に伝えたほうがいいな」などディスプレイで気づかなかったことが見えてきたりします(北向ハナウタ)
このあともつづくのですが……すみません。「はげます会」の会員でない方はここまでです……!
会員の方は全編へどうぞ! → 続きを読む
会員でない方で続き、そして毎月の収支報告が気になる方は、はげます会ご入会の検討をなにとぞ……。 → 入会ご案内
またにしまーす! という方も、会の存在だけでも知っていただけたらこれ幸いです。 → 「はげます会」とはいったい何なのか