3年後なら課題は解決…?
スマートグラスとかAR/XRグラスは、いまMetaが力を入れて、ある程度の成功も収めているようです。あとSamsung(サムスン)も新製品投入に意欲的ですけど、Apple(アップル)には複雑な事情があるようですね。
計画は右往左往?
空間コンピュータなるVRヘッドグラスの「Apple Vision Pro」は、見た目こそゴツいものの、なかなかの完成度であることはまちがいありません。ただとにかく高いのと、せっかくここまでの性能があるなら、もっとインタラクティブにスゴいコンテンツがそろってほしかったなんて評価があるようで、売上げは停滞気味です。
もうちょっと普通のメガネに近いデザインで、ARグラスとして手軽に使える製品を! そんなコンセプトの「N107」のコードネームの新製品を、Appleが開発しているといううわさもあったのですが、この計画はとん挫したと報じられていました。ところが、早くもリークの張本人だったマーク・ガーマン氏自ら、実は開発プロジェクトは続いていると前言撤回する展開になっていますよ。
2028年を待て…?
Appleは、iPhoneやMacとつながるARグラスを開発しているとされてきました。しかしながら、とにかくパフォーマンスに問題があって、とても自信をもって世に送り出せるものではないため、当初は開発中止が報じられることに。グラスに小さなスクリーンが映って、いろんな通知やコンテンツをチェックできるというレベルのものではなく、より高機能にしようとすると、バッテリもちが極度に悪くなるなどの課題が指摘されていたんだとか。
現在、各社から出されている、いわゆるスマートグラスは、単体でスマホの代わりになるくらい、すべての機能や操作がカバーされているわけではありません。Appleは、出すからには高い完成度のARグラスを出したいらしく、その発売は早くて3年後、時間がかかれば5年後の話になると、現時点ではリークされています。どんなAppleならではのスマートグラスがリリースされるのか、楽しみなかぎりではありますけど、これは折りたたみiPhoneが出るほうが先になりそうですよね~。