テレビ並の大きさで使い道いっぱい。Amazonから新型スマートディスプレイ登場

21インチの大きなディスプレイ、うちに置けるかしら?

旧型から確実に進化

キッチンの棚やリビングの壁に設置して、通話や動画視聴といったちょっとした作業をするのに便利なスマートディスプレイ。Amazonから、21インチの大きなスマートディスプレイ、Echo Show 21(日本未発売)と、第二世代となる15インチのEcho Show 15が発売されました。

旧モデルのEcho Show 15は、Gizの過去レビューではあまり高評価ではなかったものの、今回の製品では旧モデルで欠点になっていた音質とカメラの質が改善されました。

新しいEcho Showのカメラは、視野角が広くなり、3.3倍のズームに対応。自動フレーミング機能付きで、ビデオ会話中に顔をしっかりフレーム内に収めてくれます。また、サウンド面では低音が強化され、ノイズ低減技術も搭載。友人や家族の声がより聞き取りやすくなります。

Alexaベースの両ディスプレイは、Fire TVやAlexa系製品のコントローラーハブとして機能し、カレンダーや天気のウィジェットを備えています。さらに、Wi-Fi 6Eを使用でき、スムーズにコンテンツが楽しめるようになりそう。Alexa対応音声認識リモコンが付属するのもありがたいところ。

スタンドにセットして、スマートフォトフレームとして機能させるといった使い方もできそうです。追加フレームにはライトブラウンとホワイトの2色があり、値段は4,980円(税込)。角度調整機能付きスタンドは、12,980円(税込)で販売されています。

スペックの向上で価格も上がりました。ただ、旧15インチモデルが250ドルであったのに対し、新15インチモデルは300ドル(47,980円)と、大幅な値上げというわけではありません。日本未発売の21インチに関しては400ドルで、55インチテレビが買えるぐらいの価格になっています。

大きなディスプレイは魅力的なんだけど、用途に応じて見極めたい

映像をがっつり楽しめそうな21インチという大きさに、もはや何用なの? という疑問が湧きますが、こちらはあくまでスマートディスプレイ。立ち位置としては、テレビとタブレットの間ぐらい。

もちろん21インチあるのは魅力的なのですが、住宅事情によってなかなか設置できない人も多いのではないでしょうか。そう考えると、Echo Show 5やEcho Show 8が、依然としてスマートディスプレイユーザーの需要には合っているようにも思います。

Amazonは今年、スマートホーム製品を一元的に管理できるコントロールパネル、Echo Hubを発売しています。カメラもなく、コンテンツ視聴には十分なサイズの画面ではありませんが、25,980円(税込)という価格を考えると、用途に応じてはこちらの方がいい選択になる人もいるかもしれません。

勢いで買って、あれ、家に置き場所ない、なんてことがないように、事前に用途は明確にしておきたいものです。

【こちらもおすすめ】

Source: Amazon