伊藤沙莉、幼少期の「過酷」エピソード告白 住まいがない時期も

J-CASTニュース

   俳優の伊藤沙莉さんが、2023年7月3日放送の「しゃべくり007」(日本テレビ系)にゲストで出演し、幼少期に「家がなかった」時期について赤裸々に明かした。


  • 写真:2021 TIFF/アフロ

「家族で伯母の家に流れ着いて…」

   9歳で芸能界入りし、今年で芸能生活20周年を迎えた伊藤さん。2005年に第ヒットドラマ「女王の教室」(日本テレビ系)でブレークを果たし、来春からはNHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」でヒロインを務める。

   塗装屋の母に育てられ、兄・姉・伯母の5人で暮らしていたという伊藤さん。番組MCのお笑いコンビ「くりぃむしちゅー」上田晋也さんから貧乏暮らしのエピソードを振られると、伊藤さんは「そうですね、家が一時なかったんで」と切り出し、「父の仕事の関係で家族で伯母の家に流れ着いて、そっから伯母の家も出なきゃいけないってなったときに、家がないという状態で」と状況を説明する。

   母が新しい家を探している間、兄と姉は兄の友人の家に、伊藤さんは今でも仲の良い幼馴染の家に預けられ、母は軽トラックで寝泊まりをしていた。その後、狭いアパート住まいを経て、団地への引っ越しが決定。初めて部屋に足を踏み入れた際は「もう、みんなですぐ靴を脱いで、ワーッて入っていって。豪邸だ!って」とはいしゃだといい、「家に廊下があるって初めて」「いままで床(で食事をしていた)だったので、ダイニングテーブルで座って食卓みたいにしたのがすごいが嬉しくって」と当時の心境を振り返る。

   母からは「いつか良い家に住むときがあっても、この団地を豪邸だって思った気持ちは忘れないでね」と諭されたといい、共演者たちを感心させるのだった。

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