※2023年6月2日に公開された記事を、イベント直前のため再掲しています。
WWDCで発表くる？
日本時間6月6日（火）午前2時から開催されるWWDC 2023では、最新のOS発表に加えて今年はVR/ARヘッドセットや新型モデルのMacBookシリーズなどの発表が予想されています。
新型Mac Studioに搭載される？
BloombergのMark Gurman（マーク・ガーマン）記者によると、Apple（アップル）は現在、M2 MaxとM2 Ultraを搭載した2種類のデスクトップ型Macをテストしているとのこと。
ガーマン氏はつい先日、WWDC 2023では複数の新しいMacが発表されると伝えていましたが、どの最新モデルが発表されるかは不明のままです。
ガーマン氏はM2 Maxと M2 Ultraチップを搭載した新型MacがWWDCで発表されるとは断言していませんが、まもなくお披露目予定の新型MacのコードネームがJ475で、（現行モデルの）Mac StudioのコードネームがJ375だったと伝えていることから、このチップがMac Studioの後継機に搭載される可能性は高いのかもしれません。
また、MacRumorsもこれまでのウワサを元に考えると、それらのチップが搭載されるのはおそらく新型Mac Studioになるだろう、と伝えています（現行モデルはM1 MAXとM1 Ultraの2種類が存在 ）。
ちなみにMac Studioの一部モデルの配送が6月後半になっているとの報告もあり、国内のApple Storeをのぞいてみたところ、M1 Ultra搭載モデルの配送は（記事執筆時点で）6月10日以降になっていました（店舗受け取りは可能）。
気になるスペックは？
M2 Maxチップ
・8つの高性能コア
・4つの効率コア
・30コアGPU
・96GBメモリ
※16インチMacBook ProのM2 Maxと同じチップ
M2 Ultraチップ
・24コアのCPU（16の高性能コアと8つの効率コア）
・60コアGPU（最大76コアGPU）
・64GB、128GB、および192GBのメモリが選択可能
M2 MaxチップおよびM2 Ultaチップのスペック情報は上記とのこと。
M2 Ultraがこれほどパワフルになってしまうと、Mac Proの立ち位置はどうなってしまうの？と思うかもしれませんが、実はガーマン氏は以前にもMac Proとの差別化を図るため、新型Mac StudioにM2 Ultraチップは搭載されないのでは？と予想していました。
すべての答えが明らかになりそうなWWDC 2023開催まであと数日。いろいろ予想しながら待つとしましょう。
Source: MacRumors