【手の平クルッ】ケンタッキー信者が韓国発の「オリーブチキン」を食べてすぐに信仰を捨てた理由 → 喉の乾きが全然違う!

ロケットニュース24

KFCのオリジナルチキンこそ、フライドチキン界における唯一神。モスチキンもファミチキも到底およばない領域にいる絶対的存在である。

──と、長年信じてきたKFC信者なので、家の近所に「オリーブチキン(正式名称:bb.qオリーブチキン) なる店があると知ってもまったく心が揺れなかった。KFCがあればこと足りると思っていたからだ。

しかしつい先日、ふとしたきっかけでオリーブチキンを試してみたところ一瞬でKFC信仰を捨てた。いま、私の心はオリーブチキンとともにある。

・オリーブチキンとは

そもそもオリーブチキンとは何なのかと気になっている人がいるだろうから、簡単に説明しておこう。公式サイトによると、韓国発のチキンブランドで、世界25カ国に2500店舗もあるらしい。


日本にも20店舗ほどあるが、日本での店舗数と知名度においてはKFCの足元にも及ばない。ちなみに、オリーブチキンは韓国ドラマ『愛の不時着』に何度も登場したらしいので、ドラマきっかけで知った人は多いかもしれない。


さて、同チェーンのエース的メニューがその名も『オリーブチキン』で1ピース330円。KFCのオリジナルチキンが1ピース290円だから、ちょっとだけ割高だ。

また、オリーブチキンの特徴の1つが色々なフレーバーを選べるってこと。先のオリーブチキン以外にも『ハニーガーリックチキン』『ヤンニョムチキン』『麻辣ホットチキン』『メープルバターガーリックチキン』があり、こちらは1ピース370円。


ほかにも、KFCのカーネルクリスピー的位置づけの『オリーブチキンフィンガー(3本380円)』があることに加え、ハンバーガーやサラダも充実している。



それらを適当に選んでテイクアウトしたところ、食べたあとに「あっ!」となった。KFCのオリジナルチキンを食べたときと比べて喉の乾きが全然違うぞ、と。

というのも、私はKFCのオリジナルチキンを何個か食べると必ずと言っていいほど何らかのドリンクを飲みたくなる。おそらくオリジナルチキンの塩分によるものだと思われるが、オリーブチキンではそうならなかったのだ。

ってことは……オリジナルチキンとオリーブチキンは相当味付けが違うのでは? と思ったので後日KFCのオリジナルチキンと一緒に買って食べ比べてみると、オリジナルチキンの方が味が濃い。言い方を変えると、塩っけが強い。


それだけオリジナルチキンは味覚にダイレクトに訴えてくる味だとも言えるが、「こういう味付けにしときゃあ誰だって食いつくでしょ」という思惑を見たような気がする。逆に言うと、チキンそのものの美味しさを味わえるのはオリーブチキンのような……。


そして何より、食感が全然違う。オリーブチキンの方が明らかにサクサクしているのだ。モスチキンに似ているが、ジューシーさにおいてはオリーブチキンの方が上ではないか?



まぁ結局のところ「好みによる」と言ってしまえばそれまでの話。だけど私の中では、オリーブチキンがKFCのオリジナルチキンに取って代わる存在となった。

──と言うと、オリジナルチキン絶対神をあがめる信者から怒りを買うことは百も承知。だけど、そんな原理主義者たちに私は言いたい。塩分がキツくなる年齢ってのがあるんだよと。

まぁ、もちろんオリーブチキンだって結構な塩分だと思われるが、体感的にはオリジナルチキンほどじゃなかったんだよなぁ。気になる方はぜひお試しあれ。

参考リンク:bb.qオリーブチキンケンタッキーフライドチキン
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

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