「一口目はタレなしで食べて」と自信満々な浜松餃子「うまいもん空海」を餃子マニアが食べてみた / 各地の催事に出店する人気の実力は?

ロケットニュース24

みなさんは餃子をどうやって食べているだろうか? 醤油、タレ、塩など人それぞれだと思われるが、餃子マニアの当編集部は何もつけない一択。他の味に邪魔されず、餃子本来の味を確かめられるので必ず「なし」から食べるようにしている。

常日頃からそう思っているため、お店の方から「一口目はタレなしで食べて」と言ってきたら期待しないワケにいかない。つまり、お店は味に自信ありということなのだから。例えば今回試した餃子もそう!

・浜松からの刺客

ということで購入したのは、餃子の街として知られる静岡県浜松市にある「うまいもん空海」。当サイトのリクエストボックスに「編集部から近い東京・新宿の京王百貨店で販売しているから食べてみて」とメッセージが来たことですぐさま買いに向かった(現在は終了)。

餃子の種類は結構多く、ニンニク系はもちろん、辛さに振った餃子、ニンニク&ニラ抜き、それから かつお節や茶葉といった変わり種まである。手広くやっているという見方もできるが、この探究心はきっと “味のよさ” に繋がっているに違いない。

んで、当編集部は迷いに迷ってもっともオーソドックスな「遠州浜松餃子」をチョイス。なんでも、これはお店の看板商品で2017年にバイヤーセレクションを受賞しているらしい。

なお、通信販売について店員さんに聞いたところ、「ヤフーでやっているが、茶葉とか珍しい種類のものだと電話での取り寄せになる」という。参考までに!


・浜松餃子「うまいもん空海」の実力は?

さて、それでは作って食べてみよう。餃子の特徴としては遠州の希少なブランド豚「とこ豚」と野菜の旨味だそうな。あと野菜は手切り、餡は手ごねとのことだから手間をかけているのが伝わってくる。

餃子は20個入りで1620円。タレは小袋入りのものが2つ入っていた。んでもって、作り方はオーソドックスで蒸して焼けばOK。それからひっくり返せば……


完成だ! ちなみに浜松餃子の特徴の1つとして、「ゆでたモヤシ」を餃子の真ん中に乗せるというスタイルがある。より浜松の風を感じたい人はトッピングしてみよう。


どこか懐かしい、真心の詰まった味わい深い逸品とのことだが、はたしてどうだ。冒頭でも書いたように「一口目はタレなしで」とあるから大いに期待したい。タレに頼らない餃子、われわれ好きよ! まずは編集長のGO羽鳥から食べてみたところ……

羽鳥「ほぅっ……」


羽鳥「形がよければ味もウマいね〜! これウマいね〜ウマいっす!! 野菜の新鮮さが際立ってる。生姜とニンニク……特に生姜が効いてるけどスッーと入ってくるね。新幹線みたいにスゥーンって爽やかに過ぎ去っていく。そんでお店が言ってるようにタレはなくてもいいかな。

ただ、皮。好みは人それぞれだろうけど、個人的にはトゥルントゥルンした皮があまりタイプじゃないかな。ワンタンっぽいっていうか。もう少しガシッとした皮だとなおよし。まぁそれでも餃子としてウマいんだけどね」


──とのこと。確かに見た目からもよくあるタイプの皮なのが分かる。このところ、パリパリ&モッチリ系を食べる機会が多かったこともあって、もしかしたら物足りなく感じる部分もあるかもしれない……ってことで続いて私も食べてみた。


コンセプトが「タレなしでも美味しい餃子」だけあって、餡自体のポテンシャルはかなりのもの。どちらかといえば野菜系の餃子で、羽鳥が言うように食べた瞬間に爽やかな生姜が過ぎ去っていく。あれだ、あれ、私的にそこはかとなく宇都宮の正嗣を彷彿(ほうふつ)とさせるような生姜感だった。

肉肉しさはあまりなく、肉汁もそこまで。ヘルシー感があるから老若男女を問わず食べやすいし、これは人気になるのもうなずける。各地の催事にたびたび出店するとあって、「うまいもん空海」の実力は確かなものだと言えよう。

なんというか卒なくウマい餃子である。都内をはじめ、いろんなところに期間限定出店することが多いので通販じゃなくても巡り合えるかも!? 餃子好きならゲットして間違いない餃子だから気になる人は一度お試しあれ〜!

参考リンク:うまいもん空海、Twitter @umaimonkuukai
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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