安そばのクセつよ邪道系が、なんとまさかの下剋上!【家そば放浪記】第141束:スーパー三和で買った、ヒガシマル『太切り 田舎蕎麦』税込106円(1人前53円)

ロケットニュース24

前にも書いたかもしれないが、どうも私は「太切り」ファンである。蕎麦が太けりゃ太いほど喜んでしまう習性があるようで、これまで食してきた「太切り系」の蕎麦は、どれもこれも好印象。

特に印象深いのは3つあり、ひとつは北舘製麺『石臼挽きそば 太切り』、続いて柄木田製粉『黒い太切り蕎麦』、最後に白石興産『蔵王白石 太めのそば』。この3つは、それぞれ特徴的で実に “面白い蕎麦” であった。

今回の『太切り 田舎蕎麦』を製造したメーカーは、当連載3回目の登場となる「ヒガシマル」。ゆで時間を4分ではなく「3分50秒」にこだわったり、なんだか特徴的でクセのあるメーカーであるが、「太切り」はクセがある方が面白い。


それではさっそく……


デカい鍋にタップリのお湯を沸かし……


4分30秒ゆでて……


完成。



して、そのお味は──


この蕎麦、すごく安いんですけども……嫌いじゃないです(笑) これはね、好みだと思うんだけど、私、好きです。

まいったなぁ……。いわゆる正統派な干し蕎麦が長州力だとしたら、これはさしずめ大仁田厚。すべてにおいて邪道。だが、それがいい。


極端に平べったい麺、まずこれが楽しい。そして食感、これまた良い。食べた後に感じるザラザラとした感触も面白いし、ややジャンキーな蕎麦の味、これまた分かりやすくてナイス。

なお、ジャンキーな蕎麦の味とは、いわゆる「カップ蕎麦」の蕎麦の味みたいな、ああいう感じ。荒っぽい食感にマッチしてて実にイイのだ!

「家そば」か「外そば」かで言えば、なんというか……屋根、みたいな。もうなんか本当に邪道すぎて。わけわかんないんだけどウマイ、みたいな。

これね、野菜盛りだくさんの「けんちんそば」とかでやったら丼の中が電流爆破デスマッチ状態になるよ。面白い蕎麦になるよ〜!


やっぱり「太切り」は、クセがある方が面白い。そう考えると、ヒガシマルは「太切り」にピッタリなメーカーである。太切り専門メーカーになったらいいってくらい。よかった。非常に!


執筆:干し蕎麦評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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