RPG「WORLD Ⅱ WORLD(ワールドツーワールド)」のプレイスタイルが斬新すぎた件について

ロケットニュース24

あ……ありのまま今起こったことを話すぜ! 

なんか「WORLD Ⅱ WORLD」っていうゲームをプレイしてみたら、画面が二分割されてそれぞれ別の話が進んでるんだが──……!? 

今まで色々なゲームに触れてきたけれど、こんなシステムを見たのは初めてだ。

これでちゃんと物語が頭に入ってくるんだろうか? どっちも追いかけた結果「結局どっちもよく分からなかった」なんてことにならないかな……? 実際にプレイして確かめてみることにした!


・同時進行

ゲームを始めると、プレイヤーは「ウィーブ」と名乗る謎の少女と出会う。


彼女の説明によると、どうやら様々な世界が「分断王」によって2つに分けられてしまい消滅の危機にあるらしい。


プレイヤーは世界の消滅を止めるため、「機械と人間」「異世界と現代」「西部と東部」の3つの世界の住人たちを導いていく。


最初に訪れることになるのは「機会と人間」の世界。物語が始まると……


ほんとに上下で全然違う語が進んでる~~~!!!! 


最初は同時進行する物語にうまく頭が追いつかなかったけれど、慣れてくるとこれが意外なほどスムーズに進められるようになる。

物語は基本的に会話で進んで内容も分かりやすいため、2つの話を同時に追ってもそれほど混乱することはなかった。


冒険しているとモンスターと遭遇することもあるのだが、バトルはほぼ自動で進むためその間にもう片方の物語を読むことができる。


2人の主人公が出会うシーンでは、画面が1つになることも! 視覚的にもそれぞれの物語が繋がったのが分かるようになっていて「うまいな~!」と拍手しそうになった。


最初は「機械と人間」の世界にしか行けないけれど、物語を進めていくと「異世界と現代」「西部と東部」の世界にも行けるようになるぞ。

全ての世界をひとまずさっと見て回った結果、それぞれを一言で表すなら「出会い」「コメディ」「王道少年漫画」と言った感じ。


世界ごとに異なった雰囲気の物語を堪能できる上に2つの物語が収録されているため、プレイ時間に対して充実感が半端なかった。


今のところ、筆者は「異世界と現代」の話が一番好きだ。片方の主人公がお笑い好きということもあって全体的にコミカルなやり取りが多く、テンポよく読み進めることがるぞ。


・濃厚な物語を楽しめる

そんなわけで「WORLD Ⅱ WORLD」は、濃厚な物語をたっぷり堪能できる新感覚のゲームだった。


RPGらしくキャラのレベリングをしないと敵に負けてしまったり、広いマップを走り回ったりする場面もあるけれど……


この手のゲームによくあるスタミナ制度や他のプレイヤーとの対戦機能がないことも相まって、個人的にはなんだかノベルゲームに近いようにも感じた。

物語の同時進行にさえ慣れてしまえば難しい要素は一切なかったので、気になる方は是非一度プレイしてみてはいかがだろうか。これまでに体験することのなかった不思議な感覚にやみつきになること間違いなしだぞ。

参考リンク:WORLD Ⅱ WORLD
執筆:うどん粉
ScreenShot:©DeskWorks / Aniplex、WORLD Ⅱ WORLD(iOS)

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