大和ハウス、防音効果と快適さを両立した防音室「音の自由区」を提供開始 テレワークや楽器演奏、オーディオを快適に

INTERNET Watch

 大和ハウス工業株式会社は、注文住宅向けに提供している防音室を新たに「音の自由区」と命名。防音室「奏でる家+(プラス)」「奏でる家」、および静音室「やすらぐ家」の3グレードの提案を開始した。

 同社では従来より防音室の研究を行っており、2020年6月には防音仕様の部屋による独自のテレワークスタイル「快適ワークプレイス」を提案している。「音の自由区」は、音を自由に楽しむ空間とともに、音から自由になれる高い防音・静音性能と美しい響きを追求したものだという。

 防音室「奏でる家+」「奏でる家」では、三角形の吸音材を採用し、低音から高音までのバランスを整え、演奏音の響きを美しくする「コーナーチューン」、吸音壁が余計な反響音を軽減し、臨場感のある響きを実現する「オーディオチューン」という、2つの独自開発の音響アイテムを設置。「奏でる家+」では室外に伝わる音を70dBA減音(目安)でき、ドラムやバンド演奏も可能だとする。「奏でる家」は55dBA減音(目安)でき、ピアノやホームシアター、カラオケが楽しめるとしている。

「奏でる家+」

「奏でる家」

 静音室「やすらぐ家」は、防音室で導入した防音設備などにより室外の音を45dBA減音(目安)し、室内を図書館並みの静けさにできるという。

「やすらぐ家」

「音の自由区」グレードの一覧

 防音効果に加え、「音の自由区」では、狭かったり天井が低かったりする一般的な防音室とは異なり、3m以上の高い天井にしたり、大きな窓を設置したりといった「広い・高い・明るい」空間を実現できるとしている。また、いずれのグレードでも、アフターサービスにより長期にわたって安全・安心を提供するという。同社では、今後はリフォーム事業でも「音の自由区」を展開予定としている。

Source