「グダグダ言うな」「迷惑」元ジャニーズJr.性的被害告発に心ない非難 「被害者なのに…」諫める声

J-CASTニュース

   元ジャニーズJr.のカウアン・オカモトさんが2023年4月12日、ジャニーズ事務所を創設した故ジャニー喜多川氏から性的被害を受けたと訴えた会見をめぐり、オカモトさんに対する心ない非難の声ががSNSに相次いでいる。

   ジャニーズファンからとみられる反応も多く、それに対する批判や諫める声もあがっている。


  • 会見したカウアン・オカモトさん


  • 記者会見には多くの報道陣が詰めかけた

「性的行為を行ったことは悪いこと」

   オカモトは、12年から16年にかけて「岡本カウアン」の名義でジャニーズJr.として活動。12日に外国特派員協会(東京都千代田区)で開いた会見では、Jr.時代に「合計で15回から20回ほどジャニーさんから性的被害を受けた」と明かした。

   ジャニー氏については複雑な感情を滲ませた。

「ジャニーさんには個人的には感謝の気持ちを今も持っている。ジャニーさんのおかげで人生が変わったし、僕のエンターテインメントの世界はジャニーさんが育ててくれたものだと思っているからだ。一方で、ジャニーさんが当時15歳の僕やその他のジュニアに対して性的行為を行ったことは悪いことだと思っている」

   オカモトさんは自身の告発について「日本のメディアは、残念ながらこの問題について極めて報じにくい状況にある」と話していた。

   そうした中、共同通信やNHKなど大手メディアがオカモトさんの会見内容を報道し、インターネット上でも注目を集めた。

「ようやく報道してくれた。報道の自由ランキング悪いんだし、マスコミも変わる時代っすよ」
「日本エンタメ界の病巣がやっと表面化してきたんだから、各方面がこの問題に向き合わないと矮小化してしまう。ジャニーズ事務所だけの問題じゃない」
「ジャニーズの件だけ叩いて終わりではなく今後もこの日本の問題点改善の為に日本国民は意識を改める必要がある。今すぐ子供を守る国に変わる必要がある」

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