「最近急に増えたな」と思っていたが、無印良品のレトルトカレーは2023年4月現在、56種類のラインナップがあるらしい。多すぎる。AKBより8多い。
外国の見知らぬカレーたちからインスパイアされたであろう、めくるめくレトルトカレーの棚を眺めていたところ、「鹿肉」と「猪肉」を使ったカレーを見つけた。無印はついに野生の肉まで良品に変えてしまったのか。
食べる前からおいしいことが分かりつつ、食べてみたら実際めちゃくちゃおいしかったというだけのレポートです。
家畜に頼らない食肉として、また鹿や猪の生息数が多くなりすぎている問題への対策として、2021年から販売が開始されていたらしい。かわいいイラスト入りの特設ページまであった。
何気なく買ったレトルトの白米だが、こちらもかなり美味しい。福井県産「ハナエチゼン」と、富山県産「てんたかく」のブレンドだそうで、程よい粘りと淡白な味わいがカレーを引き立てている。もはや欧風カレーのために生まれてきた米という雰囲気だ。
両方とても美味しいが、いわゆる「ジビエっぽさ」を求める方は鹿肉の方をおすすめしたい。
レトルト1人前で490円(税込)と、無印良品のカレーにしてはやや値が張るが、野生の肉を狩って捌いて……という手間を考えたら安いものだ。
どちらも数量限定での販売だそうなので、見つけたら是非味わってみてほしい。
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余談:パックごはんのジャスミン米
今まで最大値だった5辛を超える辛さの「カレー レッド」なるものも発売されたそうなので、見かけた際はジャスミン米と共にぜひ。
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