株式会社バッファローは、法人向けNAS「テラステーション」の中規模オフィス向け「TS5020」シリーズとして、6シリーズ36モデルを4月下旬より販売する。
全モデルが64ビットCPUと10GbEの有線LANポート、8GBのECCメモリを標準搭載。同社が多台数のPCによるアクセス検証では、同時に70台のPCから24時間同時にフルアクセスする状態での安定動作が実証されたとしており、これは従来の「TS5010」シリーズの検証結果（57台）の1.2倍にあたる。
ランサムウェア対策にもなる「スナップショット機能」を搭載。時刻を指定して定期的にファイル構成・復元ポイントを作成し、ファイルの誤削除や編集ミスをした場合にも、簡単に復元できる。ランサムウェアによりファイルが暗号化されてしまっても、暗号化前の復元ポイントの情報を迅速に復元できるとしている。
スナップショット機能のイメージ
同社のリモート管理サービス「キキNavi」に対応。遠隔で状態の監視や再起動、ファームウェアのアップデートの実行などが行える。
ラインアップは、デスクトップタイプが8ドライブの「TS5820DN」（160TB〜32TB、6モデル）、6ドライブの「TS5620DN」（120TB〜18TB、6モデル）、4ドライブの「TS5420DN」（80TB〜4TB、9モデル）、2ドライブの「TS5220DN」（8TB〜2TB、4モデル）、2ドライブ（SSD）の「TS5220DF」（2TB、512GB、2モデル）の5シリーズ。そのほか、ラックマウントタイプで4ドライブの「TS5420RN」シリーズ（80TB〜4TB、9モデル）がある。
