Windows 11で大容量ファイルの転送速度が40%遅くなる不具合、半年かかってようやく解消【やじうまWatch】

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 Windows 11のバージョン22H2で発生していた、大容量ファイルの転送速度が極端に遅くなる不具合が、ようやく解消される運びとなった。

 これは2022年10月に発見された問題で、数GBを超える大容量のファイルをSMB経由やローカルでコピーしようとすると、転送速度が最大40%低下するというもの。Microsoftでは、robocopyやxcopyなどサードパーティ製ツールを使ってコピーするよう案内していたが、このたび更新プログラム「KB5022913」でようやく解消されたことが、3月6日になってアナウンスされた。これらの問題を修正したバージョンは、2022年12月のWindows 11 Insider Previewでテストされていたが、そこからリリースまで約3カ月と、問題発覚から半年かかってようやく解決したことになる。なお、この「KB5022913」は、一部のサードパーティ製のUIカスタマイズアプリを搭載しているとWindowsが起動しなくなる問題が確認されており、インストール前にそれらアプリをアンインストールすることが推奨されているので注意したい。

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