大手スポーツジムで「ノーマスク解禁」相次ぐ 利用者歓迎の一方、悩ましい実情も

J-CASTニュース

   大手スポーツジムが、2023年3月13日以降マスク着用を任意にすると相次いで表明している。

   業界団体もこの日までに新型コロナウイルス感染防止ガイドラインを改定する予定で、「マスクが必要だと考える方・不要であると考える方両方に対してそれぞれに配慮が必要」との方針を示している。

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セントラルスポーツ、ゴールドジム、ティップネス

   セントラルスポーツは3日に発表した。マスクの着用は個人の判断に任せ、大声での会話時には周囲への配慮を求めた。入館時の体温測定、消毒液設置は継続する。従業員については引き続きマスクを着用するという。

   ゴールドジムも翌4日に続いた。事務エリア、受付、ロッカーでのマスク着用は任意とする。ヨガやボクシング、エアロビクスなどが行われるスタジオでは「対応を検討中」。スタッフは原則マスクを着けるが、作業時や清掃中など接客外では自由にする。

   ティップネスも6日、24時間ジム「ファストジム24」を含め、「ノーマスク」を解禁すると発表した。

   ジェクサーは1月下旬から、エニタイムフィットネスは3月からすでにマスク着用は任意としている。

   スポーツジムをめぐっては、クラスター(感染者集団)が発生するなど感染リスクが高いとされてきた。業界団体の日本フィットネス産業協会(FIA)は20年3月に感染拡大防止ガイドラインを策定し、これまでに11度改訂している。

   政府は3月13日から、マスクは「個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねる」としており、民間企業も対応を迫られている。上記のように国の姿勢を踏襲する流れがある一方、決めかねている企業もある。

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