なぜNFTなのか–コインチェックのメタバース都市Oasisが目指す「Web3時代のコミュニティのあり方」

CNET Japan

  2022年6月、ニューヨークでNFTを主テーマにおいた世界最大級のイベント「NFT.NYC」が開催された。さらに同年11月にはロンドンで「NFT.London」も開催され、コインチェックからもNFTの解説記事などを手がけている「Coincheck NFT(ベータ版)」のチームが現地で両イベントに参加した。

 この記事では、メタバースの近未来都市「Oasis TOKYO」 や「Oasis KYOTO」プロジェクトを牽引している、コインチェック 常務執行役員の天羽健介氏と、新規事業開発部メタバース事業グループの塚田竜也氏へのインタビューを通して、NFT.NYCやNFT.Londonに実際に参加して得られた「成功しているNFTの世界観やストーリー」に関する気付き、さらにはOasisプロジェクトの運営で学んだ「Web3時代のコミュニティのあり方」についてお伝えする。

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盛り上がっているNFTプロジェクトには「ストーリー」がある

――最初に、NFT.NYCに現地で参加して気付いたことを教えてください。

天羽氏:まずNFT.NYCに参加して最初に気付いたのは、盛り上がっているNFTプロジェクトには柱となる世界観やストーリーがあるということですね。

 NFT.NYCでは、さまざまなNFTプロジェクトがミートアップしたりイベントをしたりしていましたが、その中でも凄く盛り上がっているプロジェクトとそうではないプロジェクトは濃淡があったんですよね。盛り上がっていたのは「BAYC(Bored Ape Yacht Club)」や「Azuki(アズキ)」といった、いまトッププロジェクトになっているところでした。

ブロードウェイを走る「BAYC(Bored Ape Yacht Club)」のラッピングバス
ブロードウェイを走る「BAYC(Bored Ape Yacht Club)」のラッピングバス

 彼らは世界観が明確で、柱となるストーリーがありました。そのストーリーの中でさまざまなコラボレーションや、IPごとにYugaLabsが発行するメタバースプロジェクト、NFTプロジェクトを連携するような形で、物語を形成していました。NFTホルダーが一緒に物語に参加していたり、相互に作っていったり、共創しているような感覚になって、共感してファンになっている。そのような印象を持ちました。

 ニューヨークから帰国後、私たちが将来的にNFTを発行していくことを考えるならば、そこには柱となるストーリーが必要だと感じました。私たちはOasisTOKYOのようにメタバースの都市開発を進めていますが、一方で、その都市に固有のストーリーが何なのかを考えないといけない——そのようなことをずっと考えながら、日本に帰ってきました。

 その後、10月に開催されたNFT.Londonは、ニューヨークでの自分の観察とそこで得た仮説のアップデートがないかを確認しに行きました。現在、Oasis TOKYOのプロデューサーを務めてもらっている小橋賢児さんと初めてお会いしたのがニューヨークに行く直前の2022年6月の頭でした。その時の小橋さんとの対話から得たインスピレーションとも交差して、つながってきています。

人生に好影響を与える「本質的で豊かなコミュニティ」にしたい

――Oasisプロジェクトで今つくろうとしている「Web3時代のコミュニティ」がどのようなものか、聞かせていただけますか。

天羽氏:少し抽象的な表現になってしまいますが、Oasisプロジェクトにおけるコミュニティは「本質的で豊かなコミュニティ」にしたいと考えています。「本質的」ということも「豊か」ということも、人によって何が本質的なのか、何が豊かなのかは違うと思いますが、それは一人一人にとって違うものでよいのではないでしょうか。

 メタバースに限らず、人は現実社会でもさまざまなコミュニティに属していて、家族や恋人や職場、それぞれのコミュニティによってキャラクターを多少なりとも使い分けていると思うんですよね。メタバースでのコミュニティも特別なものではなくて、そのような現実社会におけるコミュニティと並列にあるものだと認識しています。

 ただ、メタバースのコミュニティは現実のコミュニティと何が違うのかというと、これから作っていくもの、ゼロから作ろうとしているものなので、しがらみや固定概念に縛られる必要はないということですね。アバターを使うなどで「なりたい自分」を表現できる。メタバースのコミュニティで、さまざまな取り組みをしていきたいと思っています。

 Oasisをつくるうえでインスピレーションを得たのは、米国ネバダ州で開催されているBurningMan(バーニングマン)です。

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 ほとんどの人は24時間365日ずっとメタバースで過ごすわけではなく、現実世界と行き来することになると思います。しかし現実世界は時に完成されすぎていたり、非情で残酷な一面を持ち合わせたりしています。競い合って一歩でも差を付けようとする時代、苦しくて助けを求めても他人に頼るなという言葉が返ってくる時代に、「ありのままでよい」と思えたり、その上で心から「もっとこうなりたい」と思える自分に出会えたりする場所にしていきたいですね。

  世界的なSBNR(Spiritual But Not Religious=無宗教型スピリチュアル層)のトレンドも踏まえると、今は多くの人がそんな失われた楽園を探しているようにさえ思えてきます。 メタバース都市Oasisの世界観に共感してくれた人たちでコミュニティが生まれ、そこから派生してさまざまなストーリーが生まれていく。そのプロセスで多様な体験をし、発見や気付き、学びがあって、それらは現実世界の過ごし方に豊かな影響を与え、そしてまた現実世界で得た何かをメタバースに持ち込んで様々な影響を与え広がっていく——そんな好循環を生み出す、きっかけになるようなコミュニティを創りたい。 そこで偶然出会った人たちの人生がよりよくなるような、そういった影響を与えられるようなコミュニティにしたいにしたいと考えています。

Web3時代のコミュニティ創りに必要なものは「ビジョンへの共感」

――今の天羽さんのお話を受けて、塚田さんが実際にOasisでつくろうとしているコミュニティがどんなものか、具体的な取り組みを聞かせていただけますか。

 塚田氏:そうですね。具体的な取り組みについてお話しする前に、私がコミュニティづくりにおいて大切にしていることについてお話させてください。Web3時代のコミュニティづくりにおいては、コミュニティのビジョンやコンセプトに自分自身が共感しているところが入り口として大事だと考えています。私自身は天羽さんからコメントがあったように「ありのままで良い」と思えたり、その上で心から「もっとこうなりたい」と思える自分に出会えたりする起点になるコミュニティというOasisのビジョンに共感しています。そういうものを広めていける、そういう文化を作っていける。そのような側面を、一担当者として面白いと思っています。

 そのうえで、そもそもOasisのビジョンに共感してくれる人たちを巻き込んでいくことが大事だと思っていたので、まずは2022年の8月ごろから、共感してくれるコミュニティマネージャーの巻き込みを進めてきました。

 公募のようなところから面接を経て入ってくださった方もいますし、私がNFTなどのイベントで知り合った方が結果として入ってくれたケースもあります。基本的にはOasisのプロジェクトのビジョンや、これからやろうとしていること、当時はまだふわっとしている部分もありましたが、それでもその大きな方向性にまず共感してくれるところを大事にしながら決めていきました。コミュニティマネージャーには数十人の応募があり、その中から3人の方にコミュニティマネージャーになってもらいました。

 今プロジェクトがどのような状況かというと、ちょうど1月下旬にコミュニティメンバーの「Discord」をオープンしたところです。Discordでのコミュニティづくりはさまざまなパターンがあります。例えば最初からフルオープンで開始するパターンや、あえて最初は熱量の高いメンバーだけで始めて、徐々に増やしていくようなパターンなどですね。Oasisは後者のパターンで、まずは100人限定のDiscordをオープンして、ここから徐々に盛り上げていこうとしています。

2022年9月のOasis KYOTOプレオープンイベントの様子
2022年9月のOasis KYOTOプレオープンイベントの様子

Web3コミュニティの特徴とは

――Web3のコミュニティの特徴は何でしょうか。

天羽氏:一般的によく言われているのは、Web3はトークンホルダーを巻き込みながらコミュニティを形成していくという点ですね。そのうえで私は、そのトークンホルダーの属性が3つあると考えています。

 ここで言う3つの属性とは、1つは「ファン」、もう1つは「投資家」、そして「ファンと投資家の間」。Web3以前の組織は会社とか株主総会とか取締役会のような中央集権の意思決定の場があって、企業ブランドやサービスに対するファンとは別で存在していたのが、Web3コミュニティはそれらが融合している状態なんですよね。そこが違うように思います。

 塚田氏:そうですね。いま天羽さんが指摘した点に加えて、Web3ではコミュニティの発展方法も違うと思います。Web2では基本的にサービスが先に来て、そこにユーザーやファンが集まって展開されていくのが一般的です。一方でWeb3では、特にNFTであれば先にコミュニティをつくって、ビジョンが共有されて、何をやりたいか、どういうメンバーでやっていくかを示していくことで、そこから販売に進めるようなところが特徴として挙げられるように思います。

 Oasisにおいても、今後のコミュニティの発展においてさまざまなアクションの選択肢をつくっていくために、まずはよいコミュニティをつくり、そこで盛り上がりをつくっていくことに取り組んでいます。熱量の高いコミュニティメンバーを増やすさまざまな設計をしていくため、このように熱量を高めていくこと、コミュニティを盛り上げていくことをどういうステップで進めていくか。コミュニティマネージャーの皆さんと頻繁に会話をして、どうすればコミュニティを盛り上げていけるか日々アイデアを交換、相談しながら進めています。

――塚田さんが考えるよいプロジェクトにはどのようなプロジェクトがありますか?

塚田氏:何がよいかという基準にもよりますけれど、コミュニティの熱量の高さで言うと、国内では「NEO TOKYO PUNKS」はすごいと思います。素晴らしいクリエイティブ・ストーリーが存在すること、またそれに引き寄せられた熱量の高いコミュニティーメンバーがいることが特徴だと思っています。

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Web3時代のコミュニティが秘める「ものすごい可能性」とは

――いまOasisのコミュニティに集う人は何を期待していると思いますか?

塚田氏:大きく2点あると思っています。1つは、Oasisの大きな方向性に共感してくれている人。もう1つは、コインチェックのビジョンである「デジタル経済圏へのゲートウェイをつくる」ことに取り組む姿勢に共感してくれている人で、コインチェックがNFT事業に本気で取り組んでいることを応援してくれている人だと思います。

 暗号資産交換業でありNFTマーケットプレイスを運営するコインチェックがNFT事業に取り組むことが、NFTの市場を大きくしていく可能性を秘めていることをコミュニティメンバーも感じてくれていて、市場を一緒に盛り上げたいという気持ちを持ってくれているように感じています。加えて、モチベーションとしてはシンプルに、Oasisというプロジェクトが「ものすごい可能性を秘めたプロジェクト」だと思っていて、そこに自分も関わりたいと思ってくれているのかなと思います。

――「ものすごい可能性」とは?

塚田氏:Oasisは、既に発表しているだけでも相当な影響力のある人たちを巻き込んでいるじゃないですか。また単にそのような著名な方を巻き込むだけでなく、世界感やコンセプトを大事にしながらコミュニティを作っていくことに「ものすごい可能性」があると思っています。海外の有名プロジェクトなどに匹敵するようなプロジェクトを目指してやっていくものだと思っています。まだ基盤はしっかりしていないところはありますが、これからそうなるよう、私たちのやり方次第だと思っています。

天羽氏:そうですね、私も塚田さんと想いは同じです。今、Oasisが対外的に打ち出しているコンセプトやコラボレーションしているパートナーは第一線で活躍してる人たちばかりですし、Web3メタバースでも先進的な、先頭集団を走っている人たちとメタバースでコミュニティをつくろうとしている。暗号資産取引所であるコインチェックがメタバースでコミュニティをつくろうとしているわけですが、そのような取り組みはCoinbaseもBinanceもやっていない。いまやっている取り組みのそれぞれが、これから合流して一つになっていくことを想像するとワクワクします。今はまだ半信半疑な状態と期待感とを行ったり来たりしているような状態ですが、期待に応えていきたいです。

塚田氏:ただ、その一方で、私たちとしては謙虚にこのマーケットを見ながら、学びながら、やっていかないといけないなとも感じています。何が言いたいかというと、コインチェックのWeb3メタバース、独自NFTのプロジェクトが必ず成功するわけではないということです。NFTコミュニティの世界は流れが本当に速くて、私たちはちょっと出遅れている、後発組だと思っています。Oasisをとりまく環境をつぶさに観察しながら、その時々で何が一番最適かをコミュニティマネージャーの皆さんに教えてもらいながら進めており、そういう見極め方、進め方をする必要があると思ってます。コミュニティマネージャーの皆さんには本当に日々感謝しています。

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いまWeb3で起きている「新しい潮流」とは

――足元の半年から1年くらいの期間に、Web3ではどのような変化が起きていますか?

天羽氏:2021~2022年にかけてNFTがブームになった初期は、画像をブロックチェーンに紐づけたNFTも流行りました。しかし今はもう、NFTでやる必要がないものは受け入れられなくなっています。NFTでやる意味があるものが最低限の条件で、特にコミュニティへのアクセス権を紐付けたNFTが支持されるようになっています。少し前のトレンドとしてPFP(profile picture)と言われるTwitterのアイコンにするような画像と紐づいていて、そのクリエイティブにも惹かれて購入するNFTが多かったですが、今後はファンクラブの会員権的な使われ方をしていくと思います。これはWeb3ビジネスがトークンホルダーを巻き込んだコミュニティビジネスだからです。

 さらに直近では、ナイキやReddit、ディズニーといった数百万以上のユーザーを持っている企業が、メンバーシップNFTのような形でNFTを出してきています。これまで、例えばYugaLabsが出していたNFTの発行数は1〜2万個といった規模でしたが、規模が大きく変わってきていて、NFTの利用用途が変わってきていることを感じます。

――NFTについての理解が進み、ユースケースが増えて安心感が広がっているということでしょうか?

天羽氏:Web3のビジネスのしかた、すなわち、トークンホルダーを巻き込みながらコミュニティを共創しながらビジネスを創っていくという、その潮流の変化をいろんな会社がキャッチして動き始めている感じではないでしょうか。

塚田氏:2023年1月にBAYCが新作ゲームのリリース計画を発表して話題になっていましたが、これからはNFTをゲームにつなげる流れもありそうです。BAYCもAzukiも、先ずはPFPとなるNFTを発行し、その後メタバースの基盤を構築する流れでしたが、Oasisは先にメタバース基盤を構築し、コミュニティを形成してから次の可能性を探りに行っています。この流れの違いも面白いと思っています。

天羽氏:BAYCもAzukiもPFPから始まって、そこで大きくNFTで資金調達をして暗号資産も発行しました。コンテンツのつくり込みをしながら色々なコラボレーションで話題性を作り、PFPのクリエイティブの表現で世界観を伝えて、メタバースでのストーリーも絡めていく方向性でした。Oasisはメタバースという場をつくるところから入っていますが、結局最後に必要なのは世界観とストーリーだと思います。

Web3のコミュニティとはどのようなものか

――Web3のコミュニティは実際にどのようなものなのでしょうか?

天羽氏:ちょっと感覚的な表現になってしまいますが、Web3のコミュニティは「自分ひとりで”取りすぎない”」のが特徴かと思っています。例えば、Web3以前の世界では、各企業がユーザーを囲い込むポイント経済圏など、自社の経済圏で完結させることを目指すサービスが多いように見えます。一方でWeb3では、外部のさまざまなステークホルダーを巻き込みながらビジネスやコミュニティを作っていくことを目指しています。この背景にはWeb3がそもそも中央集権的なものに対するカウンターカルチャーであり、富や利益を再配分しようとしているという思想があるように感じます。

塚田氏:例えば、Oasisのコミュニティマネージャーの皆さんとコインチェックとの関係は、受注発注のような関係性ではなく、同じ船に乗った同志だと思っています。仕事を依頼する側、受注する側という関係であれば「これこれをお願いします」「わかりました、やります」という話だと思うんです。一方でWeb3、少なくともOasisのコミュニティでは自主性が大切にされて、コミュニティのメンバーがどうしたいかとか、どう進めるかを尊重するものだと思っています。そのあたりのバランスといいますか、ある程度能動的に動いてもらいつつ、何かを一緒につくり上げていく思想を大事にしながら進めています。こういった考え方はこれまでも大事にされてきていたと思いますが、Web3ではさらに大事になると個人的に思っています。

Oasisが目指す未来、そしてこれからの展望

――最後に、Oasisがどのような未来を目指していくのか、これからの展望をお聞かせください。

天羽氏:Oasisの世界観やストーリーを伝えていくために、これまでにない取り組みやアプローチも試みたいと思っています。その取り組みから得られる利益はコミュニティに還元していく予定です。

 いま、クリプトは冬の時代と言われていますが、冬であってもNFTのトッププロジェクトは資金を調達してプロジェクトの磨き込みを着々と進めています。一方で、NFTの本質を理解していないプロジェクトはこれからどんどん淘汰されていくでしょう。プロジェクトの世界観やストーリーが明確かどうかが非常に大事だと実体験として思っています。つまり、NFTコミュニティが世の中にとって、社会にとって、存在できる理由が明確なのかどうかが重要になります。

 2023年はここからWeb3がどんどんマスアダプションに向けて進んでいく中で、さまざまなテクノロジーと融合しながら、世の中にとって当たり前のインフラになっていくだろうと思っています。普段の生活の中でコミュニティごとに人格を使い分ける時代が当たり前のようにくると思っていて、そのような時代を迎えたときに、人間はどうしないといけないのか、何をするのが幸せなのかを考えるタイミングが来ているんじゃないかと思っています。

 コインチェックはコミュニティを作ることが目的ではなく、メタバース事業を進めるプロセスの中でコミュニティを作ることを手がけています。2022年6月に小橋さんと出会って、NFT.NYCに行って、その後たくさんのことが動き出し始めて、点が線につながっていっています。整理すると、人間らしい豊かさの話と自己開示の話とコミュニティの話になると思っています。これらのOasisのコミュニティについてのストーリーを伝える仕掛けも準備中で、近々発表できる見通しです。

塚田氏:私たちのプロジェクトは一企業がやっているのでもちろん利益を出すことが求められます。そういった求めに応えつつも、Oasisコミュニティはそれだけを目的にしたプロジェクトにはしたくないと思っています。Web3が世の中のインフラになっていく過程の中で、これまでとは違った形で多様性をもったコミュニティメンバーがそれぞれの形で活躍できる、そんなコミュニティができればよいなと考えています。

天羽健介

コインチェック株式会社
常務執行役員 NFT・メタバース・IEO・Web3等新規事業担当

大学卒業後、商社を経て2007年株式会社リクルート入社。複数の新規事業開発を経験後、2018年コインチェック株式会社入社。主に新規事業開発や暗号資産の新規取扱、業界団体などとの渉外を担当する部門を統括。2020年より執行役員として日本の暗号資産交換業者初のNFTマーケットプレイスや日本初のIEOなどの新規事業を創出し、2022年6月に同社の常務執行役員に就任。2021年日本最大級のNFTマーケットプレイス「miime」を運営するコインチェックテクノロジーズ株式会社の代表取締役に就任。日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)NFT部会長。著書に『NFTの教科書』(朝日新聞出版)。

塚田竜也

コインチェック株式会社
Oasisプロジェクト/Community Director

2012年に株式会社双日入社し海外都市開発事業等に従事。その後2019年三井不動産株式会社にて「デジタル×不動産」関連の新規事業開発を経験後、2022年コインチェック株式会社入社。Oasisプロジェクトの立上げ期からBizDevとして参画し、現在主にコミュニティ運営を担当。

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