「はま寿司の春をさきどり!旬ねた祭り」が本当に春感を先取りしまくっていた

ロケットニュース24

2023年3月2日から始まった「はま寿司の春をさきどり!旬ねた祭り」。公式HPを見ると、ピックアップされているのは確かにこれから旬に突入するものばかり。

対象メニューの数こそ控えめだが、いくつか興味深いメニューもある。さっそく食べてみることに。

・8品

ということで、今回もいつも通り公式HPのフェア対象メニュー一覧から、気になるものをオーダー。その数8品。


うち6品は公式HPのフェアのページにて主力のような感じで写真が掲載されている。ほぼ主力だけピックアップしたと言っても過言ではないレビュー体制となった。


・ホタルイカ

まずは「福井県産漬けほたるいか」。税込み110円。


これは福井県産だが、ホタルイカといえば富山。富山湾でも3月1日に漁が解禁されている。しかし、滑川漁港の初日の水揚げはわずか59匹だったとNHKが報じていた。

名産地の富山は苦戦しているようだが、福井はそうでもないのだろうか。とりあえず はま寿司は福井県産のホタルイカを仕入れた模様。ちなみに富山湾が3月解禁なだけで、県によっては1月くらいからホタルイカ漁をしている所もある。

小ぶりだが、臭みは無くチュルッとしていてウマい。大葉のおかげでリフレッシュ感もあり、いくらでも食べられる。これが税込み110円なのは頑張っていると思う。


・サクラマス

続いては「北海道産さくらます」。税込み110円。


サクラマスも3月頃からが旬と言われる魚。魚としてはヤマメと同じものだ。川にとどまるものがヤマメで、海に出るものがサクラマスになる。

産卵するために海で肥え、川を遡上してこれから産卵というところを食ってしまうのだ。たいていの生物は繁殖の直前で食うとウマいから仕方がない。

ふと思ったが、その辺で釣ってきたヤマメを水槽で肥え太らせても同じようなウマさになるのだろうか? あるいは徐々に水の塩分濃度を海水に近づけて、疑似的に海に下ったかのような環境にしていったらサクラマス化するのだろうか? ちょっと試してみたい。

はま寿司のサクラマスに話を戻そう。切り身のサイズは小さめだが、しっかり脂が乗っていて風味が強くウマい。マス系の味が嫌いな人はNGかもしれないが、好きな方にはたまらないだろう。


・鰆

こちらが「とろさわらたたき」。税込み110円。


魚に春で鰆。漢字的には魚界で最も春な存在。こちらもこれから旬のピークに突入していく。しかし魚自体は1年中売られており、値段も手ごろ。埼玉や東京だと、その辺のスーパーの弁当で西京焼きや塩焼きにされているイメージがある。

しかし たたき は見ない。調べてみたら、岡山の名物らしい。私も九州や四国のスーパーで見たことがあるので、日本列島の西側では主流の調理方法なのかもしれない。

添えられている柚子がいいアクセントになっている。関東民の中には未経験の方もいるかもしれない。この機にどうぞ。


・鰹

コスパ最強は「静岡県産一本釣り七上かつお」。税込み165円。


カツオなのにたたきじゃないのは地味に珍しいと思う。七上かつおとは7㎏超えのカツオのことを言うらしい。かなり大型だ。風味は薄め。カツオ特有のスメルがほとんど感じられない。

非常に食べやすいカツオで1皿2貫なのでコスパも最強。これをメインに据えると良いと思う。ぶっちゃけマグロよりおススメ。


・白えび

最後は「富山湾産白えび握り」。税込み319円。


ゆず塩炙りバージョンもある。


お値段319円とコスパは悪い。しかしマジでウマかった。ノーマルはチュルチュルプリプリしていてさりげなく甘い。対してゆず塩炙りは、やや炙り特有の香ばしさと、炙られて硬化した部分のラフな食感が加わって、甘みが増している。

それぞれ違った味わいだが、両方マスト。合わせて600円オーバーの価値はある。ウマさ的には最強格だと思う。

ということで、「はま寿司の春をさきどり!旬ねた祭り」。どれもこれも、まさに3月から旬に突入というネタばかりだ。お近くの店舗で春感あるフレーバーを楽しんでみてはいかがだろう。

参考リンク:はま寿司NHK
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

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