エンジン付船を操船してきた(デジタルリマスター)

デイリーポータルZ

憧れのエンジン付船を操船してきました。

今年の3月に二級小型船舶操縦士という免許をとった。この免許があれば、岸から5海里(9kmくらい)だったらどこへでもエンジン付きの小型船を出せるのだが、肝心の船を持っていないので、免許を持ってからぜんぜん操船していなかった。

このままではせっかく厳しい訓練を乗り越えてとった免許がムダになってしまうので、操船の仕方を完全に忘れる前に思い切ってエンジン付きの釣り船をレンタルしてみた。

2007年10月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。

船に乗るため、千葉県の岩井海岸にやってきた

船に乗るといえば、江ノ島あたりでかっこいいクルーザーをチャーターしてっていうイメージがあるかもしれないが、それは私の目指す方向性とちょっと違う。私が乗りたいのは純粋な釣り船。

今回は友人達を巻き添えにして、千葉県の高崎漁港にある山正丸というボートレンタル屋さんで8人乗りの釣り船を借りることにした。レンタル料はガソリン代など込みで一日15,000円。今日は5人だから割り勘すれば一人3,000円とけっこう安い。

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千葉県南房総市の高崎港というところにやってきた。
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これが今回借りた船。

船は釣り専用のものなので、キャビンとかトイレとかは一切なしのシンプル設計。教習で使用した船と見た目からしてまるっきりの別物。さすがに最大8人乗れるだけあって船体も結構大きい。

操船する自信なんてまるでなしだ。

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剥き出しのエンジン。船外機というタイプだな。
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生け簀には釣りエサとなる活きイワシをオプションで入れてもらった。

見たことのない操船席にとまどう

とりあえず船に全員で乗り込んで操船席に立ってみた。

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シンプルな操船席。

ハンドルはまあいいとして、確かリモコンレバーという名前だった前進と後進を司るレバーが、なぜか2つある。教習船では一つのレバーで、前に倒すと前進、後ろに倒せば後進というシンプル設計だったはずなのだが。

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なぜレバーが二つあるのだ。

この時点でもう頭がパンパンになってきた。たまに運転するレンタカーでもシフトレバーの形が違うだけで混乱するというのに。堂福先生助けて! 

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水深のわかる魚群探知機がもの凄い見づらいところに付いていた。
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でもやっぱり魚探があると便利だよね。

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