テントに変形してテレワークもできちゃうeカーゴ自転車が万能

GIZMODO

自転車だけど寝泊まりもできちゃう。

春が来て暖かくなったら、アウトドアを楽しみたいですよね。できれば自転車で各地を巡り、行く先々でキャンプをしたり、時にはノートPCでテレワークなんかもできたら最高…なんて想いを馳せている人はいますか?

潜在能力が高いカーゴバイク

ドイツの「SpaceCamper」は、 ライズ アンド ミューラー の「Load75」というeカーゴバイクを元にした超多目的自転車。

カーゴバイクは巨大な荷台を持つ自転車で、運送業のラスト1マイルや、子供の送迎、移動販売などいろんなニーズに応えるモデルです。アウトドア用にすれば、かなりの万能っぷりが発揮できます。

荷台のフタを背もたれにしたりベッドにしたり、ハンドルを折って机を設置できるだけでなく、車体にタープを固定して雨風をしのげるなど、まるでキャンピングカーのような機能を持っています。

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Image: SpaceCamper

自転車のスペックは、Boschのモーター、1,000Wのデュアル・バッテリー、14速ベルトドライブ、前後にサスペンションがあり、MTB用のタイヤを履いています。

モーターはもし「Load75」に付いている「Cargo Line Cruise (Gen4)」のままだと、最高時速25kmなので日本だとバイク扱いになってしまいます。いろいろと夢があるので、どうにか日本用に調整されると良いですね。

社長のオフィスにもなっている

SpaceCamper社のCEOは、アウトドア好きで自転車愛好家とのこと。実際にこの自転車を移動式オフィスととして活用し、かなりの時間を過ごしているのだそうです。

「SpaceCamper」は、先日までシュツットガルトで開催されていたキャンピングカー展示会「CMT」に出品されたばかり。なのでまだ発売の予定は決まっていないようです。

「Load75」だけだとオプションなしの最低価格が8,949ドル(約116万円)なので、アレコレ追加すれば200万円近くになる可能性もあります。でも趣味と実益が合致すれば、良い買い物になるでしょうね。

サイトはドイツ語ですが、ギャラリーでは写真が豊富なのでもっと知りたい方はぜひ。

Source: SpaceCamper, Riese&Müller via The Awesomer, NEW ATLAS, BOSCH

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