自民党の税制調査会で幹部を務めている甘利明前幹事長は、少子化対策を進めるための財源について、将来的な消費税率の引き上げも検討の対象になるという認識を示しました。
すっかり影の薄くなっていた甘利氏ですが、この発言で再び注目が集まりました。
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少子化対策のために消費税増税は勘弁してよ、という声が多いです。
少子化対策で喜んでいる人は、考え直したほうが良いという指摘もあります。
このタイミングの発表を訝しむ声も。
子供を持とうとする若い人たちの不安はお金がないことです。
ただし、消費税はサラリーマン以外からも取れる有効な手段ですが、与党の提示の仕方が悪すぎて、もはや消費税自体の議論がとても難しくなってしまいました。
もはや世代間闘争なのですが、それに気づいている人は多くないのかもしれません。
しかし、もはや勝負はついているという指摘もあります。
その後、松野官房長官が火消しに走りました。
それにしても、甘利幹事長の前途は多難のようです。