今年の「ちょい飲みセット」の中で特に悪質(褒め言葉)だったものTOP3 / 私的べスト2022(和才編)に代えて

ロケットニュース24

私にとっての『2022年ビッグニュースTOP3』を挙げるならば、1位が「我が子の誕生」で、2位が「我が子との生活始まる(育休も取った!)」。かなり離れて、3位が「日本代表ワールドカップで強豪を破る」だろうか。

──のっけから唐突に自分語りをしてしまったが、そういう企画なので許して欲しい。そう、これは私的ベスト。ロケットニュースのライターたちが自分のお気に入りの記事を発表する企画である。

だがしかし、裏を返せば、もっとも自由度の高い企画とも言える。そこで……!


趣旨、ガラッと替えちゃいます〜!


私的ベストは一旦置いといて、とりわけヤバいと思った「ちょい飲みセット」を3つほど発表します〜!

・2022年はちょくちょく「ちょい飲み」

2022年の私は飲食店・居酒屋の「ちょい飲みセット」をオーダーしまくったが、1度として “ちょい” でフィニッシュできたことはない。どの「ちょい飲みセット」も追加オーダーを誘いまくってきたからである。

そこで、「特にこれはヤバかった……」ってヤツを3つ紹介したい。なお、中には店舗限定のものもあるので、気になる「ちょい飲みセット」があったら詳細は過去の記事で確認してくれ。

それでは行こう。私の意思を粉々にしたのは、こいつらだ! 


3位:天下一品の700円得飲みセット

天下一品(以下、天一)に入ってラーメンを食べずに店を出るなんてこと、一体誰が出来るというのか。おそらく、10人中10人が不可能なはずだ。強靭なメンタルを持つトップアスリートでも厳しいだろう。


そんな無理ゲーを強いる700円得飲みセットを考えた人はあまりにも無慈悲。私を含め多くの天一ファンが、落ちていくような感覚を味わいながらラーメンを追加したに違いない。

そうなる原因は700円という価格設定。ラーメンより安くて飲めることから、蟻地獄へ引きずり込む誘引力がえげつない。


2位:塚田農場の「ちょい飲みセット」

“ちょい” の概念がバグっているのか、つまみの量がどう考えても多い塚田農場の「ちょい飲みセット」


全て食べ切っておなかパンパンになった頃には、ベロベロになっているに違いない。もし仮に「今日は絶対に “ちょい” で済ませる」と固く決意しても無駄である。

飲めば飲むほどコスパが良くなるという仕様が、あなたの意思を簡単に飲み込んでしまうのだから。ただ、“ちょい” 飲みの中ではお高め価格(2980円)で、注文のハードルが高いことが救いと言えば救いか。


1位:宇奈ととの「ちょい飲み」

いまの時期にもっとも危険な「ちょい飲み」は何かと考えて、まっさきに頭に浮かんだのが宇奈とと。詳しくは記事を確認していただきたいが、冷えた体を温めようとしただけで会計が3倍になったのは本当に意味がわからない。


加えて、宇奈ととの低価格っぷりも非常に危険。「こんなに安い店でケチってどうする」という気持ちが、財布の紐をビンビンに引っ張ってしまうからだ。結果的に、紐がちぎれてお金がジャラジャラとこぼれ落ちてしまう。


なお、私は記事公開後に何度か「宇奈とと」を訪れてリベンジを果たそうとしたが、いつも惨敗を喫している。来年こそは本当に “ちょい” で済ませて店を出たいのだが……その前に立ちはだかる壁は、日本代表がベスト8に進出する壁よりも高い。



──ざっと以上。


ちなみに、私的ベストを発表しなかったからといって、「思い入れのある記事がない」というわけではない。むしろ、思い入れのある記事は結構あるのだが、読めば読むほど「もっとこうしときゃ良かった〜」という部分がボロボロ出てくる。

そうやって反省しているとキリがなく、新年が来ちゃいそう……。というわけで、上のような形になったってところだ。

まぁ、とにかく今年もロケットニュースの記事を読んでいただきありがとうございました。2023年も全員で頑張っていきたいと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

★こちらもどうぞ → 私的ベスト2022

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