「ウィズコロナの状況において、多くの人々やさまざまな物が自由に行き交う社会実現に貢献」:日本航空 山名敏雄氏

DIGIDAY

日本の業界関係者たちは、2022年にどんな課題を感じ、2023年にどんな可能性を見出しているのか? この年末年始企画「IN/OUT 2023」では、 DIGIDAY[日本版]とゆかりの深いブランド・パブリッシャーのエグゼクティブ、次世代リーダーたちに伺った。

明るい未来、という表現はやや陳腐だが、2022年はコロナ禍を踏まえて次のフェーズに進む「新たな1年」になると、誰もが考えていたのではないだろうか。

しかし、ロシアによるウクライナ侵攻をはじめ、世界的な景気低迷とそれに伴う広告・メディア支出の混乱など、波乱に満ちた1年となった。DIGIDAY[日本版]恒例の年末年始企画「IN/OUT 2023」では、 DIGIDAY[日本版]とゆかりの深いブランド・パブリッシャーのエグゼクティブや次世代リーダーに、2022年をどのように受け止め、2023年にどのような可能性を見出し、新たな一年を切り開いていこうとしているのか伺った。

日本航空株式会社にて、広報部 Webコミュニケーショングループ長を務める山名敏雄氏の回答は以下のとおりだ。

――2022年を象徴するトピック、キーワードを教えてください。

ようやくアフターコロナというキーワードが現実のものとなった気がします。2021年下期からその予兆はあり、ワクチン接種など条件を満たせば帰国前PCR検査不要など海外旅行へのハードルが大きく下がったことや、全国旅行支援により割安感のあった国内旅行を多くの方が楽しまれるなど、われわれ航空業界にとっても明るい話題でありました。

――2022年にもっとも大きなハードルとなった事象は何でしたか?

とはいえ、上期はまだコロナ第7波があったり、航空需要にコロナは大きな影響を与えており、減便対応など事業への影響はまだまだありました。

――2023年に必ず取り組むべきだと考えていることは何ですか?

アフターコロナとはいえ、ゼロコロナではなくウィズコロナの状況において、お客さまが安全・安心に航空機のご利用をいただけるよう、われわれにできることを引き続き行っていき、多くの人々やさまざまな物が自由に行き交う社会の実現に貢献していければと思います。


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