「開けて!」警察声かけも新幹線トイレに30分閉じこもる 42分遅れ3200人に影響…一体何があったのか

J-CASTニュース

   JR東海道新幹線の車内でトイレに閉じこもり、警察の説得で若い男性がドアのカギを開けて出てきたとする騒ぎがあった。

   ツイッターに写真や動画が投稿され、なぜ閉じこもったのかと波紋が広がっている。

  • トイレ閉じこもりのトラブルが(写真は、TATSUYA@soso3tsさん提供)

    トイレ閉じこもりのトラブルが(写真は、TATSUYA@soso3tsさん提供)

  • 警察に事情を聴かれる男性(写真は、TATSUYA@soso3tsさん提供)

    警察に事情を聴かれる男性(写真は、TATSUYA@soso3tsさん提供)

  • トイレ閉じこもりのトラブルが(写真は、TATSUYA@soso3tsさん提供)
  • 警察に事情を聴かれる男性(写真は、TATSUYA@soso3tsさん提供)

巡回中の車掌がトイレから出てこない人がいることに気づいた

   車内のトイレ前には、神奈川県警の警察官数人が集まっている。ドアを叩いたり、「開けて!」と呼びかけたりするが、なかなか出てこない。JRの乗務員も連絡などに追われていた。

   この動画は、2022年12月23日の22時過ぎにツイッターに投稿された。

   他の乗客も、その様子を撮った写真を同じころに投稿しており、場所は、横浜市港北区内の新横浜駅とされた。

   ツイッター上のいくつかの情報によると、男性は東京駅からトイレにこもり、車内では非常ベルが鳴らされた。そして、新横浜駅に着くと、警察が乗り込んで来て、最初はドア越しに優しく状況を聞いた。それでも応答がないため、警察が約30分後にバールでドアをこじ開けようとしたところ、中にいた男性は、ドアのカギを開けて出てきたという。その後、男性がホーム上で警察に事情を聴かれている様子の写真や動画もあった。

   JR東海の東京広報室は27日、J-CASTニュースの取材に対し、23日21時3分東京発新大阪行きの新幹線「のぞみ」で、新横浜までの間に、巡回中の車掌がトイレから出てこない人がいることに気づいたと説明した。これを受けて、JR側が安全確認のため、110番通報した。21時20分に新横浜駅に着いたが、警察も乗り込んで車内の確認をした結果、新幹線は42分遅れて運転を再開した。このトラブルで、新幹線の上下線で3本が遅れ、約3200人に影響したとしている。

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