【立ち食いそば放浪記】第299回:箱根そば本陣、駅外へ出陣! 新宿御苑駅前店に行ってみたら石原軍団みたいになってた

ロケットニュース24

腹が減っては戦はできぬ! 出社したらまず飯を食う私(中澤)。だがしかし! 編集部近辺には、サクッと食える立ち食いそば屋がない!! 一体どうしたらいいんだー!

と、そんな時、新宿御苑駅前に箱根そば本陣がオープンしているのを発見した。箱根そば本陣が駅の外に出てやがる……!

・箱根そば本陣とは

小田急沿線に店舗を展開している箱根そば。そんな箱根そばが、ちょっとガチ感を出してきている店舗が箱根そば本陣だ。小田急レストランの公式サイトでも、『名代箱根そば』と『箱根そば本陣』は分けられている。

ちなみに、サイトの説明によると本陣は「外皮入りの粗挽き粉を配合した蕎麦、出汁感を高めたつゆ、かき揚げには小海老を使用しました」とのことなので、そばやつゆやかき揚げも違うようだ

・2店舗目

これまで小田急の新宿駅地下にしかなかった本陣。ゆえに、「新宿駅の箱根そばは気合が違う」ということは一部で知られていたが、そんな本陣についに2店舗が! っていうか、駅の外に出てる!! 色々ビックリだったので入ってみた。

どうやら、価格は新宿駅の本陣と同じもよう。最近、そば屋のかつ丼にハマッているため、「かつ丼セット(税込み840)」にかき揚げ天(税込み210円)をトッピングしてみた。

・かつ丼のコスパ

注文は食券を買った時点で、直で厨房に通る形式。店内の画面に「調理中」などの進捗が表示されている。「調理完了」に番号が表示されると同時に店員さんからも声をかけられたので、カウンターで食券と交換した。

かつ丼はとんかつの比率が多く好感が持てる。セットのそばはかけそばで、単品メニューはないため詳細な価格は不明だが、ざるが500円だから、大体セット価格からそば分を引くと、かつ丼の単品価格は340円くらいになるはず。安いな

・そば

また、前述の通り、かき揚げ天は小海老が入っておりちょっと豪華。他にも春菊、玉ネギ、人参と具も多めだ。そんなかき揚げ天を乗せる前に、まずは、そばのつゆを飲んでみたところ……

ひと言で言うと甘さ控えめのつゆである。出汁の味は色々混ざっているとは思うが、鰹出汁ほど尖ってないので昆布がメインなのかもしれない。ただ、富士そばほど昆布昆布しておらず、若干渋みのようなものすら感じる。なんか男らしい。芸能人で言うと石原軍団みたいなつゆである。

そばも野趣味があふれていてワイルドな味。石原良純よりは渡哲也が作ってそうな感じだ。しかし、かき揚げ天は玉ネギが丁寧に細めに切られているため非常につゆに馴染む。器用だ

・立ち食いそば難民を救うか

というわけで、2店舗目の箱根そば本陣の私のイメージは器用な渡哲也という感じ。そばと言えば、町そばが多く、フラッと入ってサクッと食べられる立ち食いそば屋が少ない新宿2丁目~新宿御苑。箱根そば本陣は立ち食いそば難民を救うかもしれない。そう、石原軍団の炊き出しのように。

・今回紹介した店舗の情報

店名 箱根そば本陣新宿御苑駅前店
住所 東京都新宿区新宿2-1-14 エレメンツ新宿ビル1階
営業時間 月~金7:30~16:30(ラストオーダー16:15)/17:00~21:00(ラストオーダー 20:45)
、土日祝11:00~18:00(ラストオーダー 17:45)
定休日 無休

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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