Twitterのイーロン・マスクCEOが、何年もツイートもログインもしていないTwitterの休眠アカウント約15億個を削除することを予告している。
Twitterはもともと最低6カ月ごとにログインすることを推奨しており、アクティブでない期間が長期にわたるとアカウント削除の対象に場合があるとヘルプページで説明。2019年11月には、6カ月間アクティブでないアカウントを削除する方針を表明したが、故人のアカウントへの影響についてユーザーからの反発を受け、故人のアカウントを記憶するための新しい方法を作るまでアクティブでないアカウントを削除しないとしていた。
今回、イーロン・マスクCEOが削除の対象として挙げているのは「何年もツイートもログインもしていない」アカウントで、つまりツイートしていなくともログインさえしていれば削除されることはなさそうだが、「何年も」というのが具体的にどのくらいの期間を指すのかは明らかになっていない。休眠アカウントには有名人も多数含まれているとみられ、それらのアカウントが削除されて、他のユーザーが同じ文字列のアカウントを取得可能になれば、それらのアカウントを悪用することを試みるユーザーが出現することも予想される。これに対して何らかの有効な措置が用意されているかも不明だ。長らく放置したままのアカウントがあるユーザーは、ひとまずログインだけはしておいたほうがよいかもしれない。